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  • 川淵さん、この仕事はあなたには向いていません: 武藤文雄のサッカー講釈

    川淵三郎氏が、東京五輪の組織委員会会長に就任するらしい。私は憂いている、過去多くのことをなしとげてきたこの元日サッカー協会会長だが、この仕事は向いていない。下手をすると、氏の晩節を汚すものにもなりかねないと。 私の心配の理由は明白だ。川淵氏は「こちらに進むことが正しい」と明確な状況で、格段の推進能力を発揮し、成果を挙げてきた人だ。しかし、「どちらが正しいか不明確」な事態を軟着陸させることは不得手なのだ。そしてそう言った不明確な事案に不適切な判断をしてしまったこともまた多い。さらにその不適切な判断が明白になった後の態度は、とてもではないが褒められたものではなかった。 疫病禍の世界の中、「やるのかやらないのか」意見が二分している東京五輪。その責任者は、典型的な「どちらが正しいか不明確」と言う仕事なのだ。繰返そう、川淵氏はこう言った「どちらが正しいか不明確」な仕事には向いていない。 改めて、氏

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    babelap 2021/02/12
    川淵就任は政治力ガリガリ使って開催を無理押しする構えに見えているのでわりとゲンナリしている(欲しいのは開催か中止かで周囲を納得させる決断ができる人物。個人的には開催で納得するのは難だけども)
  • あまりに幸せだった平成の日本サッカー: 武藤文雄のサッカー講釈

    平成の世が終わろうとしている。 私はサッカーでも業でも、西暦を使っているし、人生の区切りを毎回のワールドカップで認識しているような人間だから、元号でのカウントはピンと来ない。ともあれ、人生2度目の元号切替と思うと、感慨深い。 平成元年の初日(1989年1月7日)のことは、よく覚えている。年休をとって、高校サッカー選手権の準決勝を観に、駒沢競技場に向かったのだ。そして、競技場で見たのは、「昭和天皇崩御のため、準決勝延期します」とのメッセージだった。 先日からマスコミを中心にお祭り騒ぎだが、国民が元号の切替を楽しむことができるのは、今上陛下の退位の決断の賜物。そもそも80歳を超えた両陛下に今なお活躍いただいたことに感謝。そして、同年代の皇太子殿下が、50代後半のこれから重責を担うことに、何とも複雑な思いを持つ。 日と言う国のこの約30年間を振り返ると、産業構造転換の不首尾で残念な期間だった

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    babelap 2019/05/02
  • 大魚を逸したアントラーズ: 武藤文雄のサッカー講釈

    後半半ばに、クリスチャン・ロナウドのドリブル突破を、昌子が冷静な対応で止めたとき、「これは、もしかしたら」と思い始めた。そして、アディショナルタイム、左サイドからのクロスが裏に抜け、遠藤がフリーでシュートした瞬間。もしかしたら、あれは「私達日人が世界一に最も近づいた」と後世に語られる瞬間だったのかもしれない。もちろん、そうならないことを望んではいるのだが。 いや待て。俺たちはもう世界一の経験があるのだったっけな。 アントラーズの奮闘は、単にアジアのクラブ、日のクラブが決勝に進出し、欧州のトップクラブをあと一歩まで追い込んだことに止まらない。 ビッグゲームで、延長戦となり、歴史的なスーパースタアが圧倒的な個人能力を見せて勝負を決める決勝戦など、そう滅多にお目にかかれるものではないのだ。クリスチャン・ロナウドの3点目は、まだ植田が昌子に合わせてラインをそろえられなかったと言う守備側のミスも

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    babelap 2017/05/12
  • ここまでの歓喜に感謝: 武藤文雄のサッカー講釈

    女子代表のリオ五輪出場がほぼ絶望になってしまった。陳腐な言い方で恐縮だが、1つの時代が終わったのだろう。 多くの方々も同意されるだろうが、敗因は若返りの失敗だと見た。多くの選手が北京五輪前から代表で活躍、10年近くに渡り世界のトップレベルで戦ってきた。昨年のワールドカップの準決勝を1つのピークに多くの選手が、すり減ってしまったのだろう。澤のみならず、海堀の突然の引退もその顕れだったのかもしれない。 しかしだ。いや、だからだ。 私は今回の敗戦を「仕方がない」と思っている。 何故ならば、若返りを的確に目指していたとすれば、昨年のカナダワールドカップで好成績を得るのは難しかったと思うからだ。このリオ予選で相応に若手選手が活躍するためには、そのような選手をカナダで起用する必要があった。そうした場合、カナダで準優勝できただろうか。 私は「カナダでの準優勝とリオの予選落ち」は「カナダでもリオでも大会

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    babelap 2016/03/06
  • 明日なき死闘を満喫するも: 武藤文雄のサッカー講釈

    チャンピオンシップ準決勝、ガンバが延長終了間際にレッズを振り切った。 両軍とも疲労困憊した延長終盤、これまで見事な強さと気迫でレッズの猛攻をはね返し続けていたガンバ丹羽が信じ難いバックパスミス。ここまで奇跡的なセーブで再三チームを救っていた東口が「間に合わない」と判断し、自暴自棄なオーバヘッドキックを試みるも空振り。「この見事な試合が、こんな終わり方をするのか」と誰もが思った瞬間、ボールはポストを叩いた(東口が触ってポストに当たったという説もあるが)。直後、東口は素早く前線にフィード。その逆襲速攻から藤春の得点が生まれた。 40年以上サッカーを見ているけれど、こう言った展開は記憶にない。決定機が双方に相次いで訪れて、劇的に勝負が決まるのは幾度か体験しているけれども、あれほど間抜けな自殺点もどきが起点になるとは。まあ邪推すれば、レッズイレブンがこの「棚からぼた」による決定機にぬか喜びしてし

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    babelap 2015/11/30
  • クラマーさん、ありがとうございました: 武藤文雄のサッカー講釈

    デッドマール・クラマー氏逝去。 いつかこのような日が来るのはわかっていたし、90歳での逝去と言えば、天寿を全うされたと言う事だろう。心からご冥福をお祈りします。そして、ありがとうございました。 ともあれ、自分なりの想いを書かなければなるまい。 コーチとしての日サッカーに提供していただけた直接的貢献は言うまでもない。東京五輪準備段階からメキシコ五輪まで、断続的に日本代表長沼監督を補佐する形態で指導、メキシコ五輪銅メダル、あるいは釜邦茂。 その技術指導の見事さは、直接指導された方に語ってもらうほうがよかろう。 まずこの方から。(前略)社会人、大学生が対象だったが、(中略)山城高校から二村、長岡、ぼくの三人が、特別参加した。(中略) 「そこの大きいの。ちょっと出て来て」 集団の中からぼくが引っ張り出された。 ポーンとボールを投げてよこす。ヘディングだ。威力のないボールが少しそれて返っていく。

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    babelap 2015/09/19
  • さようなら、アギーレさん: 武藤文雄のサッカー講釈

    短いお付き合いだった。 「采配を除いて」非常によい監督である事が明確に判明していただけに残念だ。あれだけ、気が弱く采配面で課題が多いにもかかわらず、見事なチームを作りかけたアギーレ氏。ロシア大会で上位進出を目指す日本代表の基盤作りに最適な監督に、せっかく出会う事ができたのに。 個人的には「推定無罪」原則を、日協会が貫かなかった事は、いかがかと思う。事前には検討のしようがない今回の八百長騒動。残念ではあるが、しっかりと契約を結んだ仲間に降りかかった疑惑。事実はどうあろうが、「推定無罪」原則を日協会が丁寧に主張し続ける矜持を持ち続ければ、サッカーに限らず日史に残る快挙になると期待していたのだが。 告発が受理されて強化云々がと言うが、大仁会長もいい加減、面倒くさくなったのだと思う。足を引っ張るマスコミ、我々はそのレベルの代表チームしか所有できないのだ、と諦める事も一つの経験だろう。 アギー

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    babelap 2015/02/06
  • 敗因はアギーレ氏にあるが、アギーレ氏はよい監督だ、任せよう: 武藤文雄のサッカー講釈

    悔しい。 日本代表を応援して40余年。重要な大会で、組織的に整然と攻撃を繰り返し、精神的に崩れずに戦い抜き、相手を圧倒しながら、堂々と敗れ去るのを見る事ができたのは初めてだった。また新たなサッカーの魅力を経験する事ができた。昨年のブラジルとは異なるサポータ冥利に尽きる敗退。現地に行かなかった己の愚かさを呪うと共に、見事な試合を見せてくれた両チーム関係者と審判団に感謝したい。 過去のアジアカップ、96年のクウェート戦にしても07年のサウジ戦にしても、チームが機能不全に陥り、好機もあまり作れずに敗れ去った(92年の初優勝前は、まともにアジアカップに参加すらしていなかった)。ワールドカップを思い起こしても、予選を含めた敗退劇のいずれも、敵を圧倒できた事などなかった。 つまりだ、私は74年のオランダ、82年のブラジル、毎回毎回のアルゼンチン、そこまでは行かないが、それに近い無常観を味わる事ができた

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    babelap 2015/02/06
  • 遠藤爺不在でも: 武藤文雄のサッカー講釈

    正直言って、スタメンを知った時に「今野はどうなるのだ!」と憤りを感じました。今野は宮城県出身力士。残念ながら現時点ではベガルタとは縁がないが、宮城県のサッカー界で青春を送った身としては、やはり今野は特別な存在。「広義には俺の後輩」なのです。あくまでも「広義」にはですが(笑)。 その今野が、後半から登場し、試合の流れを完全に変えて圧倒的攻勢の要因となったのみならず、得点を決めたのですから痛快な試合となりました。あのコロンビア戦の痛恨のPKの記憶を交えながら。 日は豪州に2対02対1で快勝。アジアカップに向けて、上々の試合となった。 試合展開そのものは各方面で語られている通り。前半、ワンボランチの長谷部の左右を狙われ攻勢を許す。その左右のスペースは、田と武藤が埋めなければならないが、完全に後手を踏んでしまった。武藤は若さを露呈し絞り過ぎる。田はさすがに丹念に守るが、ボールを奪ってから無理

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    babelap 2014/11/20
    最後の失点が記憶から抹消されてるw
  • 知恵が足りない: 武藤文雄のサッカー講釈

    Jリーグが2015年シーズンより、新方式を導入するらしい。「らしい」と表現したのは、情報の露出が少ない事、あまりに愚かしいので結局成立しないのではないかとの希望的観測、カエサルから見れば凡人でしかない私は「見たいものしか見えない」から目を背けている、など色々な事情から。 件については、以前述べた事がすべて。あまりに筋が悪いと考えている。短期的なキャッシュインを除くメリットが見当たらないからだ。 それにしても、J当局の知恵の足りなさには呆れてしまう。 ワールドカップ大会での日本代表の見事な試合直後でも、Jリーグの観客は極端には増えなかった。同様にどんな素敵なプレイオフを行い、一般の方々からの注目を集めたとしても、それだけではダメなのだ。そうやって広げた間口を契機にサッカーに触れてくれた人々とを、Jリーグ観戦に定着させる方策がなければ、結局トータルな観客増にはつながらない。 さらに言えば、

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    babelap 2014/06/26
  • コートジボワール戦前夜2014: 武藤文雄のサッカー講釈

    まだ出発していません。 トーナメントの最後の最後まで付き合うために、初戦は回避したのです。ギリシャ戦からの参戦となります。 もう半月も前の事だが、キプロス戦翌日に、某有名新聞社会面に登場させていただいた。記事全体は「50過ぎのサッカー狂が、強くなった代表チームに目を細めるさま」を描写しており、実物よりも随分と上品なおじさんとなっていた。不満はない。実際、私はこんなに立派なおじさんではないし、もっと下品な男なのだが。ただ、「攻撃に才能あふれた選手が多い今回は歴代最強。ベスト4も夢じゃない」と声を弾ませたは、いかがなものか。記者さんが「巷では『ベスト4の可能性もあるのではないか』と言われてますが、どう思いますか?」とおっしゃるので、「1次リーグ突破確率は70%、1/16ファイナル勝利は30%、イングランドならばある程度いけそうだが、ウルグアイはちょっと厳しい、準々決勝はブラジル来るから5%くら

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    babelap 2014/06/15
    新聞記事の「作文」がひでえなw
  • ザッケローニ氏の選択: 武藤文雄のサッカー講釈

    細貝の落選はビックリした。全く予想していなかった。 過去5回のワールドカップメンバ発表で、一番のサプライズではないか。2002年の波戸落選にも驚いたが、このケースは「なぜフィリップは明神ではなくて、波戸を起用するのだろうか?」と言う疑問が常にあった。しかし、今回の細貝落選は全く予想していなかった。長谷部の負傷もあったから、青山の選考は驚きではないが、その場合はボランチを5人選び、センタバックかサイドバックか攻撃的MFを減らすと思い込んでいた。細貝はDFのいずれのポジションも巧みにこなせるのだし。 私はザッケローニ氏を信頼している。しかし、当に細貝不在で大丈夫だろうか。蛍は相当タフなプレイを継続するだろう。結果として出場停止をらう可能性は低くない。また、遠藤爺と負傷上がりの長谷部の肉体負荷を極力減らす必要もあるはず。そうこう考えると、中盤後方で確実に計算できる細貝は非常に貴重な存在となる

  • ベガルタ、アーノルド氏を更迭: 武藤文雄のサッカー講釈

    ベガルタがアーノルド氏を更迭、渡邉晋ヘッドコーチの監督就任を発表した。仕方がない判断なのかもしれない。 アーノルド氏は、チーム作りの能力は十二分に持っていたと思っている。開幕戦のアルビレックス戦は内容に乏しい試合だった。しかし、アントラーズ戦を経て、3試合目のガンバ戦は、非常に質の高いサッカーを見せてくれたからだ。ところが、残念な事にナビスコをはさんだ4戦目のアルディージャ戦に、勝ちを急ぎ過ぎたのか後方をおろそかにしたやり方で臨み、守備陣の信じ難いミスも重なり惨敗してしまう。これで、精神的に完全に追い込まれてしまったのだろう。5戦目のヴァンフォーレ戦は、今期丁寧に積み上げてきたものを放棄し、昨年の基ラインナップに戻すやり方を採り、結果的に勝ちきれず。これにより、いよいよプレッシャに溺れたのか、レッズ戦では、敵地の強豪戦にもかかわらず、無謀な前掛かりで臨み、再度惨敗を喫してしまった。 思え

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    babelap 2014/04/10
  • 日本一と連投: 武藤文雄のサッカー講釈

    イーグルスが日選手権を制し、日チャンピオンとなった。故郷の野球チームの日一。心底嬉しい。 しかし、最後の最後に、イーグルス星野監督が前日160球投げていた田中を起用した事で、歓喜が随分と薄いものになってしまった。 誤解しないで欲しいが、投手の酷使を気にしているものではない。それはそれで、いかがなものかとは思う。けれども、「目先の勝利」と「各選手の永続性」のバランスは中々難しいのは否定しない。 そして、星野氏が、田中を酷使する事が「勝つ確率を高めるため」なのだったら、(非難する向きもあるだろうが)彼の仕事は「イーグルスを勝たせる事」なのだから、それはそれで納得できる。けれども、私が乗り切れないのは、「美馬や則の方が抑える確率が高いのに、星野氏は大向こう受けを狙って田中を使った(ようにしか、私には見えなかった)」からだ。真剣勝負こそ、最高の娯楽のはずではないか。 ともあれ、素直に喜びを

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    babelap 2013/11/04
    この手の真剣勝負興行で、勝ちを最優先におくこと、ってのは理念として重要なんだけど、あんまりそんな感じにはなってない。たとえば山井→岩瀬完全試合リレーをたたく人が出てきたりする。
  • アルディージャ、ベルデニック氏を更迭: 武藤文雄のサッカー講釈

    アルディージャがベルデニック氏を更迭した。サッカーと言う競技では、選手は常に頭をはたらかせ、周囲をよく見て、敵の意表を突く必要がある。今回のアルディージャフロントの判断も、他のJクラブの意表を突くと言う意味では、大いに評価されるものだろう。等とは、さすがに言えないよな。これは。 元々、アルディージャは、日屈指の規模の大企業グループが出資していると言う事もあり、潤沢な予算を持つクラブ。そのため、常時移籍を軸に質の高い選手を多数所有してきた。しかし、その割に思うように上位進出が果たせずにいた。2010年には「観客数水増し」問題を起こし、多額の制裁金を科せられると言う芳しくない事件も起こしている。ただし、毎シーズン終盤の強さには定評があり、J1残留には成功する歴史を繰り返していた(もっとも、このリーグ戦終盤の格段の強さも、親会社からの潤沢な援助により予算外のボーナスをはずめる賜物と、常に揶揄さ

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    babelap 2013/08/14
    あーたしかになんかよく似た経緯っつーかなんつーか。ベルデニックももっとフロントと意思疎通しろよ、ってのはあるのかもしれんなー。それでも監督のケアはフロントに責任があるとは思うけど
  • 岡崎と香川と本田への要求: 武藤文雄のサッカー講釈

    悔しいよ。とにかく悔しいよ。 私は完全に間違えていた。世界中に遠藤を見せびらかす事はできたけれども、何も嬉しくなんかないわ。冷静に考えてみれば、私の日本代表選手達が、この位やれるのは当たり前なのだ。ブラジル人の絶賛など、一切不要。こんな悔しくて悔しくて悔しくて仕方がない快感など、クソらえだ。 もちろん、来年の番を考えれば、悪くなかったよ。 ブラジル戦と異なり、「どうしようもない失点」ではなく、「几帳面さの欠如がいかに高くつくか」を体感できた。この2試合、まだまだ修正しなければならない守備面で、全く異なる失敗経験を積めたのだ。 これで世界中の国々が、相当な警戒をするのも大きなプラスだ。元々、我々はノーマークがゆえのメリットを享受はできないレベルには到達済みだったのだから。 そして、結果こそ出なかったものの、選手たちも一定以上の自信を持てたはずだ。4年前のチームは、的確に準備は進んでいたが

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    babelap 2013/06/22
    「4年前のチームは、的確に準備は進んでいたが」この人が岡田監督肯定派なのは知ってるけど、いくらなんでもなぁw ちょっと歴史修正主義的に見えるわ
  • 年またぎ開催と原技術委員長の苦渋の表情: 武藤文雄のサッカー講釈

    ここ数年来ゾンビのように協会首脳から提示される「年またぎ開催」(幾度も語ってきたが、これを「秋春制」と呼ぶのはただの嘘つきである)に関して、新しい動きがあった。過日、こちらの番組で、日協会の原博実技術委員長が、「国際サッカー連盟のインタナショナルマッチデイから来るカレンダからやむを得ない」と言う趣旨の発言をしたのだ。 要は、2015年以降11月に2試合用のインタナショナルマッチデイが割り振られる。それが11月後半となれば、ワールドカップ予選がそこに突き当たり、Jリーグの終盤戦を中断しなければならなくなり、盛り上がりに水を差す。(番組では明確に語られていないが)12月にはクラブワールドカップがあるから、確かにそうなると、現状の日程を継続するのは容易ではなくなる。と言う趣旨である。そして、現状の日協会の政治力では、これらを動かす事は叶わないと言う事だ。 さらに原氏は、8月上旬くらいの開幕(

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    babelap 2013/02/12
    天皇杯の日程前倒しすらできないで何言ってる、って感じだわ
  • 残念な試合: 武藤文雄のサッカー講釈

    ちょっと記憶にないほど、残念な試合だった。 確かにドイツは強かった。6番と10番のドイスボランチの強さと上手さなど、近々、この2人は澤と阪口の域に達するのではないかとも、思ったほどだ。 しかし、序盤の3失点は、ドイツが優れていたから入ったものではなかった。単に日の2センタバックが常識的な事、韓国戦までやれていた事ができなかったら失ったものだった。1点目は、ロイボルツが速かった訳でも狡猾だった訳でもなく、単に土光が油断してロイボルツのフリーランに気がつかなかったためだった。2点目も、マロジャンが強かった訳でも巧みだった訳でもなく、マロジャンと正対した木下の腰が引けていたためだった(土光のカバー意識の欠如も痛かった)。さらに3点目は、ロッツェンのヘディングの位置取りがよかった訳でも高かった訳でもなく、日の選手達がロッツェンを見失っていたためだった。あの場所はセンタバックが押さえなければいけ

  • 続柳沢と共に戦える喜び: 武藤文雄のサッカー講釈

    ベガルタはコンサドーレに快勝し、勝ち点30に到達した。あと2勝2分けで勝ち点38。いよいよ、残留確定が現実のものとなってきた。真に喜ばしい。 前半半ば過ぎまでは互角の展開。コンサドーレは大ベテラン岡山と、先日のブリスベンでも活躍したノースのCBコンビが浅いラインを維持、河合、山真希のドイスボランチが効果的にボールを散らす。さらにベテラン砂川が老獪なプレイを披露。ベガルタにとっては難しい試合となった。特に、朴を狙われてボールを奪われ、砂川のスルーパスから、大島が抜け出したシュートが枠を捉えなかったのは、(林の飛び出しがコースを限定していたとは言え)ベガルタにとっては幸運だった。 前半終盤、ベガルタは猛攻を仕掛ける。梁が巧妙なクロスパスを入れ、右サイド飛び出した菅井がヘッドで折り返すが、太田がゴール前直前で合わせ切れず。林のクリアを柳沢が落とし、後方で受けた梁のダイナミックな縦パスをウィルソ

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    babelap 2012/06/18
  • 豪州代表の矜持: 武藤文雄のサッカー講釈

    最初にニール選手にお詫びいたします。恐れ入りました、あなたのプレイは今なお最高級で、一方我らが香川はまだまだでございました。 日本代表サポータとしては不満の大きい試合だった。ただ、誤解して欲しくないが、審判への不満ではなく日本代表への不満である。詳細は後述する。そして、サッカー狂としては、ニール達の勇気と奮闘に、心底感動する試合でもあった。 とても悔しい試合だったが、引き分けは妥当、いや幸運だったと考えるべきだろう。敵が己のよさを前面に出す試合を挑んできて、我々はそれをそのまま受け止めてしまった。さらには、完全に敵を殲滅する好機を掴んだにもかかわらず、その好機をみすみす逸してしまった。これで、しかも敵地で、勝ち点3をとれなかったのは仕方がない。 サッカーと言うものはそう言うものだ。我々は勝ち点3を失うべくして失った。もちろん、審判団の異常な判定がなければ「不思議の勝ち」を収められた可能性は

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    babelap 2012/06/14
    メンタル的に余裕が無かった印象だしなぁ。豪を真っ向から叩きふせるなどと、思い上がりすぎじゃー、というか。