タグ

ブックマーク / jbpress.ismedia.jp (24)

  • 日本から逃げ出した中国と韓国の知識人 日本のインターナショナルスクールは、教室がガラガラに | JBpress (ジェイビープレス)

    中国人や韓国人のお友達がみんないなくなって、クラスに日人の5人しかいない・・・。学校ではないみたい・・・」 震災後1~2週間経ち学校が再開した際、東京のインターナショナルスクールに通う多くの日人の子供たちが、驚きと、とまどいとともに思ったことです。 現在でもこの状況はほとんど変わっていません。いくつかのインターナショナルスクールがつぶれるであろうとの噂が、まことしやかに流れています。 震災後日を逃げ出した中国人の教育方針 日のインターナショナルスクールでは、リーマン・ショック直後に外資系投資銀行の欧米のエクスパットが激減し、彼らの子供たちが日を去り、欧米の子供たちの数が激減しました。エクスパットとは、欧米社で採用され日に送られてきた社員のことで、欧米と同様の生活環境を保証されている社員たちです。 彼らの高級アパートの住居費、子供の教育費などを会社が完全に面倒を見ます。ですの

    日本から逃げ出した中国と韓国の知識人 日本のインターナショナルスクールは、教室がガラガラに | JBpress (ジェイビープレス)
  • 急増する投機的な為替取引 キャリートレードに再び警鐘 JBpress(日本ビジネスプレス)

    そのため、政策立案者は今、キャリートレードの絶対的な規模だけでなく、急激な反転が起きた場合に、それが金融システム全体とは言わないまでも、金融市場の投資家にどの程度の損害を与えるのかという問題も見極めようとしている。 「残念ながら、今の世界を見ると、前回の危機を招いた不均衡の多くは今も存在する」と、ある西側の中央銀行高官は言う。「つまり、より大きな混乱を招く真のリスクが今も存在するということだ。キャリートレードの問題はその一部だ」 円キャリーが物語る相場への影響 明らかに近年の歴史は、キャリートレードに不快な驚きを生み出す力があることを示している。例えば日円。1990年代には、日不動産バブルの崩壊を受けて、日銀が他の先進国を大幅に下回る水準まで金利を引き下げた。1990年代半ばになると、日米の中期金利の差が4%まで広がっていた。 欧米のヘッジファンドや日の国内投資家はこうした金利差を

  • 海外投資家が密かに狙う日本の「有望」セクター 意外な「ハイテク」商品は日本の独擅場だった | JBpress (ジェイビープレス)

    トヨタ自動車の世界規模でのリコール問題、韓国勢の後塵を拝し続ける薄型テレビ・・・。このところ、世界市場での日の製造業の競争力減退をうかがわせるニュースがかまびすしい。 日の主要企業の株価も、上値の重い状態が続いている。世界ベースで株式運用する投資家の関心も低い。 だが、ある日のセクターが「有望」として一部の投資家の熱視線を集めていることは、あまり知られていない。その業種は、日人が当たり前すぎる存在として見過ごしてきた分野、コメに関係している。 建設機械の次は農業機械 ブラジル、ロシア、インド、中国の「BRICs」と呼ばれる新興国の急激な経済成長が世界的に注目を集め始めたのは、2000年代初頭だった。実際、BRICs諸国は豊富な資源を武器にして、先進諸国の停滞をよそ眼に右肩上がりの成長を達成した。 こうした時期、日の株式市場で注目を集めたセクターが建設機械だった。ロシアの鉱山開発、

    海外投資家が密かに狙う日本の「有望」セクター 意外な「ハイテク」商品は日本の独擅場だった | JBpress (ジェイビープレス)
  • 通貨競争:底を目指すレース  JBpress(日本ビジネスプレス)

    昔々、各国は強い自国通貨に誇りを持っていた。強い通貨を経済力と政治力の象徴と見なしていたのである。 それが今では、外国為替市場が体重44キロのチャールズ・アトラス並みのひ弱な通貨だらけになり、皆が皆、浜辺で砂をかけられたいと願っているかのように見える*1。 まず、2009年に米ドルが打撃をらった。リスクを取る意欲が回復し、非常に低い金利でドルを借りることが可能となる中、ドルが投機的な「キャリートレード」取引に使用され、資金が米国から国外へ流出したからだ。 次にユーロが売りを浴びせられた。南欧諸国のソブリン債の問題に対するユーロ圏のエクスポージャー(投資残高)が懸念されたためだ。 ドルに続き、ユーロ、さらにはポンドが売られ・・・ 3月初めになると、英ポンドが急落した。英国の財政赤字に対する懸念に加え、5月に予定されている総選挙後に、ハングパーラメント(絶対多数の政党が存在しない議会)が政治

  • 売られやすい英ポンドと、円高進行の素地 G7各国の政策比較 | JBpress (ジェイビープレス)

    G7各国について筆者は、今般の金融危機に際してマクロ経済政策(金融政策と財政政策)をどの程度発動したのかを、見やすい数字の形で比較したことがある。最近のマーケット動向を考える一助にすべく、この比較を再度用いることにしたい。 使用したのは、金融政策については2007年以降のピークからボトムまでの主要政策金利の引き下げ幅。財政政策については、経済協力開発機構(OECD)の国際比較データに基づいた、2007年から2010年までの一般政府財政収支対名目GDP比の悪化幅である。G7のうちドイツ、フランス、イタリアについては、欧州通貨統合の参加国であり、金融政策が欧州中央銀行(ECB)に一元化されているため、ユーロ圏として一まとめにした。また、米国の足元の主要政策金利水準については、フェデラルファンド翌日物金利の誘導レンジ0~0.25%の中心点である0.125%を計算に用いた。結果は、以下のようなもの

    売られやすい英ポンドと、円高進行の素地 G7各国の政策比較 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 極めて欧州らしい危機 ギリシャのソブリン債危機の行方 JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2010年2月6日号) ギリシャの国家財政の悲惨な状況は、ギリシャだけではなく欧州全体の政策立案者にとって試金石となる。 9年前の1月にギリシャのユーロ加盟が承認されたその瞬間から悲劇は避けられなかったと言う人がいるだろう。かくもバラバラな通貨同盟には、遅かれ早かれ不幸が降りかかったと主張する人もいるかもしれない。ギリシャでなければ、別の弱いユーロ加盟国が原因となっていたはずだ、と。 危機が不可避だったか否かは別として、困難はやってきた。ギリシャは少なくとも劇的な財政引き締めに耐えなくてはならない。 ギリシャの同胞である欧州各国、あるいは国際通貨基金(IMF)が、屈辱的な支援策をまとめる必要が生じるかもしれない。一部の人は――恐らく見当違いだろうが――ユーロ圏終焉の幕開けさえ口にしている。 昨年、ギリシャの財政赤字はGDP(国民総生産)の12.7%に達した。ギリシャ人が

  • 北朝鮮、デノミは権力継承の環境整備か 新興階層への圧迫で社会統制 | JBpress (ジェイビープレス)

    北朝鮮が2009年11月30日、突如として通貨ウォンのデノミネーション(呼称単位の変更)を断行した。旧100ウォンを新1ウォンとするもので、当初は交換額を1世帯当たり10万ウォン(日円換算で3000円前後)に限定した上に、交換期間もわずか1週間とするなど乱暴なやり方だった。 実施後は「市場商人は商品を買い占め、日ごとに物価が暴騰」(韓国紙・朝鮮日報)といった混乱が続いているもようだ。北朝鮮の行動は国際社会の常識では理解できないことが多く、真意が読み解きづらい。とはいえ日にとって無視できない国である以上、「訳が分からん」で済ませず、いささかなりと推察を試みたい。 すべては2012年に向かって

    北朝鮮、デノミは権力継承の環境整備か 新興階層への圧迫で社会統制 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 短い睡眠・長い食事 OECD国際比較にみる日本人 | JBpress (ジェイビープレス)

    少し前の話になるが、経済協力開発機構(OECD)は2009年5月4日、「一目で分かる社会(Society at a Glance)2009」というリポートを発表した。睡眠時間から肥満率まで、様々な角度からOECD加盟国のうち18カ国の社会状況を比較調査したもので、興味深い内容を数多く含んでいる。 日の新聞はこのリポートについての記事を掲載しなかったようだが、米ニューヨーク・タイムズが記事を書いたようで、それを中国の国際金融報が転載。さらにそれを人民網(人民日報オンライン版)の日語ページが、「べる速度が速いほど経済成長も速い? OECD報告」という記事の形で紹介。べるスピードが速い国、太った人が多い国ほど経済成長率が高い傾向があることがデータで確認された、とした。ただしそうした表面的な相関関係は必ずしも因果関係の存在を示すものではない点にも、この記事はしっかり言及していた。 2009

    短い睡眠・長い食事 OECD国際比較にみる日本人 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 2010年の市場展望 リスク差と不均衡の世界に回帰 JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2010年1月4日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 世界経済の行方を予想することは、時としてそれほど難しくないことがある。例えば、先の市場崩壊に対して世界中の政府が取った異例の財政・金融政策のおかげで、2010年に世界経済が再び成長に転じるだろうことは、大して頭が良くなくても分かる。 これに対して市場は、推し量るのが難しい。過去1年、大部分の期間を通じ、ほとんどの種類の資産(アセットクラス)は足並みを揃えて上昇し、次にドバイの金融危機とギリシャの財政問題に見舞われると一斉に動揺した。 異例の金融政策が続く限り、現金保有にはペナルティー だが、リスクの高まりを目にして守りに入る前に、投資家は1つ、逃れられない現実を認識しておく必要がある。異例の金融政策が続く限り、現金保有には厳格なペナルティーが課される、ということだ。 米国をはじめとした多くの市場では、景気循環調整済みのPER(株価収益

  • 喜ぶべきか悲しむべきか、「10年ぶりプラス改定」 診療報酬の引き下げがついにストップ、しかし医療再生にはほど遠い | JBpress (ジェイビープレス)

    前回に引き続き、診療報酬の引き上げを巡る議論について、医療の現場からお話ししたいと思います(前回のコラムはこちら)。今回、焦点を当てたいのは、引き上げの比率についてです。 昨年末のぎりぎりの折衝の結果、2010年度の診療報酬は0.19%増で決着しました。自民党時代に10年間にわたって引き下げられ続けてきた診療報酬が、政権交代により10年ぶりにプラス改定に転じたのです。 長昭・厚生労働大臣は記者会見で「これを契機に医療崩壊に歯止めをかけていきたい」と語りました。確かに「医療をぶっこわして改革する」というハードランディングが現実化する危険は少し遠のきました。 しかし、「プラス改定」とはいうものの、0%台では医療再生には全くと言っていいほど足りないのも、また厳しい真実なのです。 病院はギリギリのコストダウンに迫られている 過去10年間にわたる医療費削減政策の影響もあって、私に言わせれば日の医

    喜ぶべきか悲しむべきか、「10年ぶりプラス改定」 診療報酬の引き下げがついにストップ、しかし医療再生にはほど遠い | JBpress (ジェイビープレス)
  • 世界経済:大不況ならぬ大安定化  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2009年12月19・26日合併号) 景気後退は恐れていたほど悲惨なものではなかった。しかし、その後遺症は予想以上に危険なものになるだろう。 世界経済が戦後最大の落ち込みを見せたこの1年の状況は、「大不況(Great Recession)」と呼ばれるようになった。しかし、これと同じくらい適切な呼び名があるとしたら、それは「大安定化(Great Stabilisation)」だろう。というのも、2009年は生産の縮小が著しかっただけではなく、大惨事を回避できたことでも特別な年だったからだ。 今から12カ月前、米リーマン・ブラザーズの破綻が引き起こしたパニックによって、金融市場は崩壊の瀬戸際まで追い込まれていた。工業生産から国際貿易に至るまで、世界の経済活動が1930年代初頭を凌ぐペースで落ち込んだ。 しかし、今回の景気後退は数カ月間でい止められた。主要な新興国が最も早く

  • 日中関係:中国が旧敵に歩み寄る理由  JBpress(日本ビジネスプレス)

    2012年に胡錦濤・中国国家主席の後を継ぐ最有力の後継者候補と見られている習近平副主席は今週、日の天皇のもとを訪れた。こうした訪問は通常数カ月前からお膳立てされるが、中国政府は数日前に通知しただけだった。 これは、皇室の作法からすれば、午前3時に隣人の家のドアをドンドンと叩き、コップ1杯の砂糖を貸してくれと頼むようなものだった。 このような短期間の通知でも拝謁を許可するよう求めた鳩山由紀夫首相の要請は、国内の一部、とりわけ右寄りの人々に批判された。彼らは一連の出来事の中に、中国政府にこびへつらうことを厭わない中道左派の新政権の姿を見て取った。 皇室の予定を管理する、厳格で秘密主義の宮内庁では、普段は控えめな長官さえもが、天皇を外交の道具として使うべきではないと公然と異議を唱えた。 小泉時代とは様変わり このちょっとした騒動は、より重要な事実を覆い隠してしまった。それは、仮にも天皇との面会

  • 日本のデフレは「政治的な現象」である 本当の危機はスタグフレーション | JBpress (ジェイビープレス)

    1970年代に2ケタのインフレに悩んだ米国経済を目の当りにしたフリードマンの名言をそのまま引っくり返し、日のポスト・バブルの経済低迷期に当てはめ、「デフレは貨幣的な現象である」と主張したのが2000年頃の竹中平蔵氏らである。 そして当時、「デフレ宣言」も行われた。しかし、命題は「逆必ずしも真ならず」であったのか。それとも、当時の物価下落の程度では経済学的なデフレと言えなかったのか、理由は色々あると思われるが、とにかくいくらお金を供給しても物価は押し上げられなかった。

    日本のデフレは「政治的な現象」である 本当の危機はスタグフレーション | JBpress (ジェイビープレス)
  • 自分の過去は変えられる 母親を知ることの威力~内観療法(2) | JBpress (ジェイビープレス)

    今回は、前回紹介した「内観」について、インタビュー形式でさらに深く見ていくことにする。取材したのは、白金台内観研修所の山陽一所長だ。 ――内観法と内観療法はどう違うのですか? 山 内観法は、吉伊信先生が開発された、自らを客観的に見る技法で、元々、企業研修や教育関係や精神修養的な目的でも使われていました。応用範囲が非常に広いです。それが、精神的な病の治療にも応用できるということで、用いられるようになったのが内観療法です。 やること自体は同じなのですが、内観療法の場合は、心療内科や精神科の治療など、ほかの治療法を一緒に組み合わせて行うケースが多いです。 客観的にものを見る練習 山 陽一氏 白金台内観研修所所長。1951年、高知県生まれ。吉伊信氏に師事し、84年埼玉県名栗村に「名栗の里内観研修所」を開設。99年現在の白金台内観研修所に移転。これまで5000人を超える内観面接を行う。現在

    自分の過去は変えられる 母親を知ることの威力~内観療法(2) | JBpress (ジェイビープレス)
  • 男を高める「出会いの数」 性格の良さは売り物にならない~恋愛の政治・経済学(7) | JBpress (ジェイビープレス)

    その最大の資産は「性格」です。巷間では、「恋愛結婚には男女の相性が大事」ということを何度となく耳にします。あたかも一生の友人を探しているかのようです。 でも、当に性格って大事なのでしょうか? 人が大事と言っているのだから、恋愛結婚には大切であるのでしょう。しかし、性格や性格の相性について、多くの人は誤解しているようなので、この章で明確にしておきます。 結論から言えば、「性格というのは、恋愛においては、それほど重要ではない」ということなのですが、順を追って説明します。 恋愛の場面における私たち人間の性格を規定する最も重要なものは、3つの脳内化学物質に集約させることができます。3つとは、以下の化学物質です。 (1)前述の男性ホルモンであるテストステロン (2)アウトドア派かインドア派を規定するドーパミン (3)信頼性を規定するセロトニン ラトガー大学の恋愛学者、ヘレン・フィッシャー氏が

    男を高める「出会いの数」 性格の良さは売り物にならない~恋愛の政治・経済学(7) | JBpress (ジェイビープレス)
  • 草食系で高収入ならトリプルA 女から見た男の資産価値~恋愛の政治・経済学(6) | JBpress (ジェイビープレス)

    まあ、これは理想なわけで・・・。果たしてそんな素敵な男性は日にいるのでしょうか? 実は、そのような男性は存在しない、ということがホルモンの観点から言うことができます。男性の見かけや性格を形作る重要なホルモンの1つはテストステロンというものです。 男性ホルモン、テストステロンは、精子を作ったり、筋肉を作ったり、筋肉に十分な酸素を供給するために赤血球を作るのが来の役割ですが、テストステロンの多寡は顔や体型や性格などに影響しています。 母親の子宮の中でテストステロンを大量に浴びるとテストステロンの多い子供が生まれますので、テストステロンの多寡は先天的なものです。 ただし、興奮状態に置かれると短期的にテストステロンが上昇しますので、先天的テストステロンと短期的なテストステロンの両方が存在していることになります。 テストステロンの見かけへの影響は多大で、思春期には口から下のあごを発達させ、眉毛の

    草食系で高収入ならトリプルA 女から見た男の資産価値~恋愛の政治・経済学(6) | JBpress (ジェイビープレス)
  • 恋愛は理論武装から始めよ 少ない投資で高い“商品”を買う~恋愛の政治・経済学(2) | JBpress (ジェイビープレス)

    まずは、先週のまとめです。前回の繰り返しになりますが、この連載は、恋愛市場や結婚市場において必ずしも過去に成功してこなかった(あるいは現在も成功していない、そして将来も成功しそうにない)と思っている男性に向けて書かれています。 恋愛に突然変異は期待できない もちろん、モテている男性が読んだとしても、恋愛結婚においてさらに効率的に恋愛相手を見つけることもできます。女性の方に読んでいただいても参考になるところは多いと思っていますが、恋愛についての男女のとらえ方には差があるため、理解しにくいことや異論を唱えたくなることもあるかもしれません。 そもそもJBpressの読者は男性の方が多いので、とりあえず、男性向けに書いています。 恋愛において現在までに成功していないということは、意識的に自分や周りの環境を変えない限り、将来にわたっても成功する可能性は低いと言えます。残念ながら、恋愛において突然変

    恋愛は理論武装から始めよ 少ない投資で高い“商品”を買う~恋愛の政治・経済学(2) | JBpress (ジェイビープレス)
  • どんどん不幸になっていく米国の女性たち | JBpress (ジェイビープレス)

    米国労働省(Bureau of Labor Statistics)が、「年内にも労働者人口の過半数が女性になる」という予測を発表した。予測通りならば、もちろん米国史上初めての出来事となる。 女性の人数が増えるだけではない。世論調査によると、女性の4割が自分を一家の稼ぎ頭だと回答し、また、男性の9割が「(またはパートナー)の収入が自分より多くても気にならない」と答えている。 この世論調査は、労働者人口の過半数が女性になるという発表を受け、ロックフェラー財団とタイム誌が共同で行ったものだ。 男性の6割と女性の5割が、「職場において女性が昇進することに対する障害がなくなった」と答えている。「社会では男性の方が依然として有利だ」と感じる女性は2割で、男性は1割。女性の7割が、「1世代前よりも女性が経済的に自立した」と考えている。 たった40年前には、最高裁判事、閣僚、知事、FBI捜査官、アイビー

    どんどん不幸になっていく米国の女性たち | JBpress (ジェイビープレス)
  • 首都圏の高齢者に迫る危機、しわ寄せは地方へ | JBpress (ジェイビープレス)

    連載第1回は夕張のことをテーマとして取り上げましたが、とても多くの方に読んでいただきました。都会の人に地方の問題をどう伝えればよいのか手探り状態ですが、大変ありがたく思っています。 今回は、高齢化のお話です。 都会に住む方に「人口減少」のお話をすると、なかなかピンとこないようです。人口減少と言われても、どこか遠い世界のことのように感じられると思います。 それは無理もないことで、例えば、私が住む神奈川県横浜市。横浜市の2035年までの人口予測は以下のグラフの通り、2020年頃まで人口が増え続け、373万人まで達します(厚生省の社会保障・人口問題研究所の予測を基に筆者が作成。以下同じ)。 働く世代の減少はすでに始まっているのですが、そのスピードはとてもゆっくりなので、この恐怖を感じにくいと思います。 首都圏では福祉施設の整備が致命的に遅れている ところが、高齢化の実態を観察してみると、全く異な

    首都圏の高齢者に迫る危機、しわ寄せは地方へ | JBpress (ジェイビープレス)
  • さらば!片頭痛 原因は脳内の山火事状態 | JBpress (ジェイビープレス)

    ――どんなことをするのですか? 大和田 それを説明する前に、まず、変容性片頭痛について触れておきます。片頭痛については前回お話ししましたが、片頭痛を正しく治療しないと、痛みが永続的に続くようになります。 ――それは、なぜですか? 大和田 片頭痛は、一部の脳の活性が高まり、そこにつながる血管が異常拡張して、痛みが生じるということをお話ししましたが、適切な治療を行わないと、血管の異常拡張がさらに脳の活性をもたらし、それが再び血管の異常拡張へとつながります。 つまり、悪循環が終わらなくなるのです。それによって常に片頭痛がある状態になります。また、血管の拡張が繰り返されると、血管自体に炎症やむくみが残って、さらに頭痛を起こしやすくなります。これが変容性片頭痛です。 ――患者さんは辛いでしょうね? 大和田 辛いです。片頭痛が起きるたびに、市販薬で一時的に痛みを抑えることを繰り返していたところ、やがて

    さらば!片頭痛 原因は脳内の山火事状態 | JBpress (ジェイビープレス)