・同じ言葉を繰り返せば答弁は乗り切れる ・批判されている問題とは別の箇所を謝罪すれば手仕舞いにできる ・「辞職する」と本人が言わなければ、実質的に辞めさせる手段はない ・時間稼ぎすればするほど問題は矮小化される ・問題解明のコストは相手が払うので、徹底的に妨害すれば消耗していく ・議員会館に呼びつければジャーナリズムは黙る ・汚職しないよりも、汚職して謝罪する方が得るものが大きい
どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の食事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点で食の課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 毎日新聞社が3月7日朝刊に出した「福島・甲状腺検査 子のがん「多発」見解二分 過剰診断説VS被ばく影響説」を読んで、「両論併記の罪」という、昔考えた言葉を思い出しました。 私は1999年に同社を退職して、2000年からフリーランスの科学ライター、ジャーナリストとして活動を始めました。最初は、科学雑誌への企画売り込みから。今はなき「科学朝日」や「日経eco21」という日経ホーム出版社の雑誌などに持ち込みました。たとえば諫早湾干拓事業の是非、当時医療現場で浸透し始めていたEBM(evidence-based medicine、根拠
福島香織「なぜ中国は台湾を…」発売中! @kaori0516kaori 朝日の吉田調書の特ダネは、全文の抜きじゃなかったんじゃないかな。意図的に抜き出された調書の一部分を、全文抜いたとして、報じたんじゃないかな。全文読んでいたら、普通の記者の読解力では、やはりああいう見出しにはならない。 2014-09-11 20:44:20 福島香織「なぜ中国は台湾を…」発売中! @kaori0516kaori 金庫(?)に管理されている調書の全文コピーなんて、普通、抜けないからな。他社には絶対抜けないと思って、一部抜きを全文入手って、いったんじゃないかな。でないと、納得できる説明がつかないなあ、と思いながら。 2014-09-11 20:49:33 福島香織「なぜ中国は台湾を…」発売中! @kaori0516kaori 調書全文を入手していたら、週刊誌や産経新聞が「捏造」だと騒ぎ始めたときに、もう一度
私は商業ライターとして有名無名の人にインタビューをしてきた。今も年に100人程度は話を聞いて文章を起している。ポイントは事実関係ではない。それは事前に調べている。それよりもいかに相手を乗せるか。いい言葉を引き出すか、である。そのためには、間をあけることなく質問をして、話を盛り上げていくことが肝要だ。話を聞きながら、メモを取りながら、次の質問を腹の中で用意する。そんな技術が必要になってくる。 数年前に、ある経済事件に関して新聞記者の取材を受けたことがあった。私はあまり関わりになりたくなかったから、適当に答える腹積もりだった。年若い記者氏はぽつぽつと話しかけるだけで、何かを待っているように間を空ける。しかし、私が口を開くとすかさず短く鋭い質問をする。ついつい言わずもがなのことまで口にしてしまう。なるほど、同じ取材と言ってもずいぶん違う。ジャーナリストは「こちらが喋りたくないこと」を吐き出させる
記者クラブが、なんだか実情とかけ離れたショッカー並の悪の組織ぐらいに言われているのを、なんとなくウェブの片隅から修正。 ・記者クラブって何? 公的機関等の各組織を継続取材している、メディアが構成している任意組織。 ・多くの記者は記者クラブへの加盟社が増えることを望んでいる 記者クラブは、別に仲良しクラブではなく、仕事のクラブなので持ち回りで仕事がある。 1~数ヶ月単位で幹事社が回ってくる。 幹事の仕事は A先方との会見設定の調整 B時間が限られている会見での代表質問 Cクラブに入っていない媒体やジャーナリストに対しての窓口 D連絡当番 この中で異様に面倒くさいのが、連絡当番。 特に地方の警察系に多い。例えば深夜の逮捕連絡等は幹事社にだけ連絡が入る(クラブで携帯電話を所有してそこに連絡が入るケースが多い)ので、そこから全員に連絡をまわす必要がある。しかも当然ながら事件事故の大きさを警察は判断
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く