鯛よし百番(飛田百番) VRプロジェクト 大阪・飛田新地。 大正時代に建てられた遊郭と街並みが今も残る、国内でも有数のエリアです。その街並みが今、建物の老朽化により失われつつあります。 なんとかして、残すことができないかという相談を受けている中、物理的な保存の目途が立たたなくてもデジタル上に詳細な形状、イメージを保存できるMatterportというVR技術に出会いました。そして、2021年の春に鯛よし百番のVR撮影を行いました。 VR撮影を機に始まった修復のためのクラウドファンディングでは、812名の方から1,884万円のご寄附をいただくことができ、大阪市の修景補助事業とあわせることで、老朽化した襖絵、顔見世の間、看板、欄干、欄間等の塗りなおしなど目に見える部分、また脆くなった基礎部分の修復などに結び付けることが出来ました。 MicroHeritageが生まれるきっかけとなったプロジェクト