「世界で一番ゴッホを描いた男」ビジュアル(C)Century Image Media (China)[映画.com ニュース] 有名画家のレプリカ製作を産業とし、世界市場の6割を生産しているといわれている中国・深セン市近郊の大芬(ダーフェン)油画村。そんな大芬で働くひとりの画家に密着したドキュメンタリー「世界で一番ゴッホを描いた男」が、10月20日公開される。このほど「職人か芸術家か」とのコピーが添えられた本ビジュアルがお披露目された。 大芬(ダーフェン)油画村は、1989年香港の画商が20人の画工を連れてきたのが始まりで、現在、画工の数は1万を超える。毎年、この街で制作される数百万点の油絵が世界中で販売され、その総額は2015年で6500万ドルを超える。出演する湖南省出身の画家の趙小勇(チャオ・シャオヨン)は、1996年に出稼ぎで初めてこの地を訪れ、ゴッホの絵画と出会い、これまで独学でゴ