12/8付の「『慰安婦』決議連発に、外務省が(今頃)あたふたしているらしい 」の補足。 ただし、こっちの方が長い。 さて、わたしは手元に「戦争と性」(第25号)『特集「慰安婦」問題の現在』(2006年5月30日発行)をもっているが、ここには戸塚悦朗氏による「日本軍性奴隷問題への国際社会と日本の対応を振り返る」という文章が掲載されている。 この文章は見出しが、まず、 第一部 日本軍性奴隷問題の国際的提起 I はじめに II 国連からILOヘ III 国連審議の発展と女性国際戦犯法廷 一「売春から性奴隷へ」の国際的なパラダイム転換 二 女性国際戦犯法廷 とあり、この第一部で日本軍性奴隷問題に関する国際社会への問題提起と、それに対する国際社会の対応が述べられる。 次に第二部 日本の対応 I はじめに (略) 日本政府と日本の民衆の多数は、まだ戦前の思考方法から脱却できていないようである。全体