「安倍首相の政治資金収支報告書に虚偽記載があった」と告発していた大学教授らが8月19日、検察の不起訴決定に納得せず、「起訴すべき案件だ」として、検察審査会に申し立てを行った。大学教授らは参院議員会館で記者会見し、「検察審査会は、市民の常識に従ってあらためて厳格に判断してほしい」と訴えた。 大学教授たちは、安倍首相に2年間で40万円の献金をしていたNHK制作局のチーフプロデューサーの職業欄が、政治資金収支報告書で「会社役員」になっていたほか、2011年度〜2012年度の2年間で似たような職業欄の修正が16カ所あったことを問題視。虚偽記載にあたるとして、昨年8月に安倍首相と資金管理団体「晋和会」の会計責任者を告発したが、今年7月に検察が不起訴という結論を出していた。 告発者の醍醐聡・東大名誉教授は「虚偽記載だ」とする理由について、「NHKのチーフプロデューサーが首相に献金をしていたとなれば、社
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