「係長制を成長の場として復活させる」――いわゆる「ミドル層」の強化を盛り込んだ提言「ミドルマネジメントの復権と創造」を日本能率協会が発表した。 日本能率協会(JMA)は2月21日、2007年の提言として「ミドルマネジメントの復権と創造」を発表した。「係長制をミドルマネジメントへの成長の場として復活させる」など、「ミドル層」の強化を盛り込んだ。 JMAによれば2006年の調査で、「ミドル層」を強化することが人事分野の最重要課題との結果が出たという。こうした背景をもとに、学識・経験豊富な専門家とプロジェクトチームを結成。歴史的経緯やグローバルな視点も交えて、提言をとりまとめた。 内容は、経営トップのなすべきこと、新しい組織と働き方、人材教育の3つの柱で構成される。まず、トップ主導で取り組む経営課題として「トップとミドルの相互信頼」を挙げた。何よりも「善き土台づくり。次に人事制度、組織や研修の妥
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