いよいよ夏休みが終わろうとしている。この夏休みについて、「学校の先生は休んでいる」という誤解が、いまだにある。 教員の長時間労働が問題視されるなか、昨日、文部科学省が一年単位の変形労働時間制を導入する方針を固めたとの報道があった(8/30 毎日新聞)。ここでターゲットとされたのが、夏休みである。夏休みは業務が少ないのだから、その分、業務の多い時期にちゃんと働いてもらおうという考え方である。 ■変形労働時間制が導入される?※画像はイメージ:「無料写真素材 写真AC」より 文部科学省の中央教育審議会が設置した「学校における働き方改革特別部会」の会合が開かれる当日(8/30)の朝、驚くべきニュースが飛び込んできた。文部科学省が一年単位の変形労働時間制を導入する方針で動いているというのだ。 元をたどると、すでに今年の5月に自民党の教育再生実行本部が提言文書のなかで「一年単位の変形労働時間制について
![夏休みも残業 教員の働き方における「閑散期」という危うい想定(内田良) - エキスパート - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3f7c74698bcd53cd01c27d88d170d06e214cbe9e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsatcl-pctr.c.yimg.jp%2Ft%2Fiwiz-yn%2Frpr%2Fryouchida%2F00095117%2Ftop_image.png%3Ffmt%3Djpeg%26q%3D85%26exp%3D10800)