稲田朋美防衛大臣 (c)朝日新聞社 この記事の写真をすべて見る 「安倍首相ガンバレ」を叫ぶ子どもたち、教育勅語を朗唱させる幼稚園……。森友学園問題に端を発して「右翼」という人たちが、にわかにクローズアップされている。AERA 2017年5月1-8日号では「右傾化する日本」を大特集。深く、静かに進行していたこの社会の右傾化は、人びとのどのような思いから発しているのか、取材した。 * * * 「今は国家の危機です」 都内の某コーヒーチェーン店に、白須夏さん(50)の甲高い声が響く。白須さんが店を貸し切って開いたのは、いわゆる“婚活パーティー”だ。 集まったのは男女約20人。サンドイッチをつまみながら自己紹介をしていく。それが終わればいよいよメインイベントのライブの始まりだ。心地よいギターの音色に合わせて、白須さんが口ずさむ。 「海ゆかば 水漬(みづ)く屍 山ゆかば 草生(む)す屍」 ギタリ
抽選の列にはタトゥーを入れた人も 弁護側「自己決定権の侵害」、検察側「保健衛生上の危険」 法廷で「谷崎」を朗読 タトゥーは医療か芸術か――。医師免許なく客にタトゥーを入れたとして、医師法違反の罪で略式の罰金命令を受けた彫り師の裁判が26日、大阪地裁で始まりました。無罪を訴える弁護側は、冒頭陳述で谷崎潤一郎の短編『刺青』を朗読。お堅い裁判で一体なぜ? 異色の陳述に込めた思いを聞きました。 抽選の列にはタトゥーを入れた人も 裁判の被告人は、大阪府吹田市の彫り師、増田太輝さん(29)です。客3人に無許可でタトゥーを入れたとして、2015年に略式起訴。簡易裁判所からの罰金30万円の略式命令を拒み、法廷闘争の道を選びました。 注目の裁判の初公判では、70席あまりの傍聴席をめぐって100人以上が殺到。抽選の列にはタトゥーを入れた人も多く集まり、独特の雰囲気が漂っていました。 罪状認否で「決意」を訴える
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