FFF方式3Dプリンター用誘導加熱方式ホットエンド「Plasmics INo Trident」がKickstarterに登場し、出資を募っている。オーストリアのスタートアップPlasmicsによるプロジェクトだ。 Plasmics INo Tridentは、電磁誘導を用いてノズルを加熱する3Dプリンター用ホットエンド。開発、製造はウィーンで行われ、ノズルはハイエンド工具鋼で作られており、耐摩耗性を備え長寿命だという。 電磁誘導による加熱の応答性は優れ、ノズルのサイズを小さくしても安定した温度制御ができるという。さらに、フィラメントと温度センサーの距離を近づけることで温度測定の精度を高めており、迅速かつ正確な温度制御でプリント品質を向上する。 ノズルのサイズを小さくすることで、ノズルの過熱と冷却速度もアップ。250℃の目標温度まで8秒で到達でき、他社製ホットエンドより大幅に短く、オーバーシュ