ホームページのトップレベルドメインで、漢字による表記を可能にする見通しが固まった。総務省の情報通信審議会がこのほどまとめた報告書に計画が盛り込まれた。 ホームページのドメイン名は「総務省.jp」など、セカンドレベル以下での日本語化の導入が2002年に開始されている。 今回の計画では、 現在の「.jp」に加え、「.日本」を実現するもので、総務省の情報通信審議会に設置された情報通信政策部会・インターネット基盤委員会が新たな国別トップレベルドメインの名称や運用ルールの策定などをしてきた。 新たな漢字表記のドメインでは、「.日本」に加えて、地域ドメインでも可能にする方針。実現すれば、「.東京」や「.tokyo」といったご当地ドメインも可能になる。 総務省では、6月3日までパブリックコメントを募集。7月にも審議会で正式決定するという。