ぼたん鍋とは、いのししの肉を具材に加えた鍋のことです。いのししの肉は日本全国どこでも入手できるので各地でこのような鍋が存在しますが、発祥の地は丹波篠山だと言われています。ぼたん鍋に使われるいのししの肉は古く縄文時代から貴重な食料として食されており、このことは古事記や日本書紀にも見られるほど、一般的に浸透していたようです。 なぜ、いのしし肉の鍋が「ぼたん鍋」と呼ばれるようになったのでしょう?これには諸説あります。ひとつは、煮込んだとき脂身が縮まる様子がぼたんの花のように見えることから名付けられたという説。もうひとつは、大皿に花をかたどって飾ることによって、お肉の鮮やかな赤色が、まるでぼたんの花のように見えることから名付けられた説。 さらにここから、猪をぼたん、馬をさくら、鶏をかしわ、と呼ぶことにも注目してみましょう。その起源は仏教が伝来した大化の改新のころだといわれています。仏教の教えにより
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