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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (32)

  • 「クラスで一番の美人は金正恩の性奴隷になった」

    <極秘の性奴隷施設に、処刑見学後の豪華ランチ......脱北者の女性が語った、北朝鮮の子供たちが生きていくために叩きこまれる暗黙のルール> クラスメートが国家の独裁者によって性奴隷にされる――。 2015年に脱北した26歳のイム・ヒヨン(仮名)は、北朝鮮でこの光景を目の当たりにしたと語った。 英紙デイリーメールに掲載された記事で、彼女が北朝鮮で体験した恐ろしい出来事が語られている。脱北者は、暴露することで自らを危険にさらすことになるが、ヒヨンは重い口を開き恐怖政治の実態を明かした。 ヒヨンによると、金正恩国務委員長は性奴隷として拘束した10代の少女らを秘密の施設に収容しているという。この施設は極秘のため、収容された少女らの足取りを辿るのは不可能。当時、クラスで一番綺麗な友人が性奴隷に選ばれ、施設に連れて行かれた。 施設では、金正恩にマッサージとセックスを施す性奴隷の仕事が待っているという。

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  • NYトラック暴走テロの犠牲者に、久しぶりに再会した高校時代の同級生5人

    <卒業30年を祝う仲間とのひとときは、暴走ピックアップトラックによって斬り裂かれた> ニューヨーク・マンハッタンのダウンタウンで31日午後(現地時間)、ピックアップトラックが市民に襲いかかった。自転車専用道路に侵入すると、歩行者らを狙いながら約1マイル(1.6キロ)を暴走し、8人が死亡、12人が負傷したとBBCは伝えている。犠牲者には、ベルギーと複数のアルゼンチンの観光客が含まれていた。 ピックアップトラックを運転していたウズベキスタン出身のサイフロ・サイポフ容疑者(29)は、事件発生時に駆け付けた警察の銃撃を受け、病院に搬送された。警察当局によると、サイポフは手術を受けて回復する見込みだという。ニューヨーク・デイリー・ニュースは、現場からアラビア語でテロ組織ISIS(自称イスラム国)への忠誠を誓うメッセージが書かれた手書きのメモが見つかったと報じている。 29-year-old terr

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  • 身近な「サイコパス」から身を守るための知識

    <職場でも恋愛でも――。人の弱みにつけこみ、コントロールする技術をもつサイコパス。『サイコパス』はその謎を脳科学から解き明かす> 『サイコパス』(中野信子著、文春新書)は、脳科学者である著者が、なにかとわかりにくい部分の多い「サイコパス」の実態を、脳科学的な観点から明かした新書。 サイコパスとは何か。謎も多いだけに、いろいろと知識を身につけておきたいところだ。しかし、多くの人がまず知りたいのは、相手がサイコパスであるか否かを判断する基準ではないだろうか? そこで役に立ちそうなのが、著者が「はじめに 脳科学が明らかにする『あなたの隣のサイコパス』」で挙げているサイコパスの主だった特徴である。 ・外見や語りが過剰に魅力的で、ナルシスティックである。 ・恐怖や不安、緊張を感じにくく、大舞台でも堂々として見える。 ・多くの人が倫理的な理由でためらいを感じたり危険に思ってやらなかったりすることも平然

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  • カンボジアで飼育されている巨大変異ブタ、安全なのか?

    <あまりの大きさ、あまりの異様さに、どんな飼育法をしているのか、肉として流通していないか、警戒感が広がっている> カンボジアの巨大養豚の安全性が問われている。巨大なサイズと異様に発達した筋肉(とくに変形した臀部)も異常だが、動画を見た人によれば歩き方が尋常ではないという。 ブタは普通でも一般の消費者が考えるよりはるかに大きくなるのは事実だが、ここに写っているカンボジアのデュロック種は、アメリカで飼育されている大型養豚の大ヨークシャー種もかなわない大きさだ。 この豚が遺伝子組み換え種だというのは、米動物保護団体のPETA(動物の倫理的待遇を 求める人々の会)の主張で、当のところはわからない。筋骨隆々になるよう育てられただけの可能性もある。 だが研究レベルでは、2015年に韓国で筋肉量2倍の遺伝子組み換え豚を作った事実があるし、筋肉量を制御するミオスタチンという遺伝子を操作することで、もっ

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  • 「金髪・付け鼻」はどうして差別になるのか?

    ANA(全日空輸)は今月中旬から放映が始まった同社のテレビCFに対し、人種差別的だとの苦情が寄せられていることを理由に放映を打ち切ったようです。問題とされたのは、3月から羽田空港発着のANA国際線が増便されることをアピールするキャンペーンのCFで、ANAのパイロットに扮した俳優の西島秀俊さんとお笑いタレントのバカリズムさんが、今回の「大増便」に伴って同社のイメージアップをしようと英語で会話している内容です。 就航地を紹介して「増便の喜び」で盛り上がったところで、バカリズムさんが「じゃあ、ハグしよう」というと、西島さんは「何とも日的なリアクションだね」とこれを否定。そこで "Let's change the image of Japanese people!" と西島さんが言うと、バカリズムさんが "Sure." と応じるのだが、このときバカリズムさんの見た目は、金髪のカツラと高さを強調

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  • 危うし、アメリカ「生卵」事情

    アメリカ人は卵料理が大好きです。料理だけでなく、卵のたっぷり入ったお菓子やアイスクリームなど、とにかく卵なくして、アメリカ生活は考えられないと言って良いでしょう。ですが、卵との付き合い方で、日とは決定的に異なる点が1つあります。それは「生卵」に対する警戒心です。社会常識として「生卵は危険」というのが一般的になっており、事実、そのものズバリの生卵を使った料理はあまりありません。また、州によって多少規制が異なりますが、基的にレストランでの生卵の提供は禁止されている地区が多くあります。私の住んでいるニュージャージー州でも、レストランでの「生卵」は禁止です。 さて、今月のアメリカではアイオワ州の2つの業者が出荷した卵がサルモネラ菌汚染を起こしているということで、5億個の卵を回収するということになり、大騒ぎになっています。健康被害も出ており、例えばウィスコンシン州のレストランでは、20数名の

  • 「知能が遺伝する」という事実に、私たちはどう向き合うべきか?

    <行動遺伝学の研究によって、「知能は遺伝する」ことが明らかになってきました。そして、収入に与える遺伝の影響は、歳を取るほど大きくなる...。私たちはこのショッキングな事実とどうやって向き合うべきなのでしょうか?> 体格や運動能力が遺伝することを何となく受け入れている私たちですが、頭の善し悪しが遺伝すると語るのはどうもタブーになっているようです。 「頑張って勉強さえすれば、誰でも同じように頭はよくなる」 学校の先生や親はそう言いますが、「行動遺伝学」によって、あらゆる能力のだいたい50%は遺伝によって説明できることがわかってきました。 ならば勉強することはムダなのでしょうか? 才能は遺伝ですべて決まるのでしょうか? 英才教育に効果はあるのでしょうか? 収入と遺伝に関係はあるのでしょうか? 行動遺伝学の第一人者、安藤寿康教授の最新刊『日人の9割が知らない遺伝の真実』では、遺伝にまつわる俗説を

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  • ポケモンGOは長く愛される「本物のコミュニティ」を築けるか

    ポケモンGOポケモンが近くにいたり、ジムのそばに来た時にアラートを出すウェアラブル端末。この秋にも発売が予想される これまでに我々が見ていた、何の変哲もない静かな景色はもう見られなくなるだろう。かつてはアスファルトしか無かった所が、今では元Googleのスタートアップ企業であったNianticが制作した人気ゲームを遊ぶ人たちが集まる場所となっている。いまのところβ版でしかないこのAndroidおよびiOS向けゲームが、7歳から70歳以上という幅広い層を巻き込む社会現象を巻き起こしている。 ポケモンGOは、Nianticが以前作ったAR(拡張現実)ゲームIngress』での経験が活かされている(これがARかただの位置情報ゲームかの論争はいったん置いておく)。ポケモンGOのポケストップ(プレイヤーがアイテムやポケモンを入手できる現実世界での場所)を作り上げるためのデータの多くは、Ingre

    ポケモンGOは長く愛される「本物のコミュニティ」を築けるか
  • ISISの記事まとめ | ニューズウィーク日本版

    イスラム国、4代目指導者の死亡とアブ・ハシェミ・クライシの後継を公式発表 過激派組織「イスラム国」(IS)は3日、アブフセイン・フセイニ・クライシと名乗る4代目指導者が死亡し...

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  • スイス軍の元要塞を生きた遺産に

    A ROOM WITHOUT A VIEW Photographs by ARND WIEGMANN スイス軍の要塞から4つ星ホテルに生まれ変わったラ・クラウストラのレストランはむき出しの岩壁も雰囲気満点 1泊200ドルのスイスの高級ホテルに泊まるなら、部屋からはアルプスの山々か湖の眺望を期待したいところ。だがラ・クラウストラに滞在する客が通されるのは、「眺めのない部屋」だ。 ゴッタルド峠にあるこの4つ星ホテルでは、全17の客室はごつごつした岩壁に最低限の内装が施されているだけ。ここで宿泊客はほかにはない体験ができる。かつてスイス軍の塹壕だった場所で一晩を過ごせるのだ。 ラ・クラウストラだけではない。スイスでは今、元塹壕や武器庫が次々と新しい姿に生まれ変わっている。歴史博物館や堅牢なデータセンターに姿を変えたものもあれば、キノコ農園やチーズ工場になったものもある。 第二次大戦中、スイスは国

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  • ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

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  • レイプ写真を綿々とシェアするデジタル・ネイティブ世代の闇

    ここ最近、読んでいるだけで、腹の底から怒りと吐き気がわき起こってくるような事件が続いた。いずれにも共通しているのは、「ティーンエージャー」「酒」「集団レイプ」「シェア」というキーワードである。 3つの事件は、起こった時期はまちまちだなのだが、最近になって判決が下るなどの動きが相次いだもので、その共通性には深く考えなくてはならないことがたくさん詰まっている。 3つの事件の概要は以下の通りだ。 事件① 昨年8月、オハイオ州で高校のフットボール選手2人(16歳と17歳)が、パーティーで泥酔した15歳の女子生徒をレイプ。女子生徒の裸身の写真や犯行現場のビデオがソーシャルネットワークにアップされた。最近になって、2人のフットボール選手に有罪判決が下った。 事件② 昨年9月、カリフォルニア州サンノゼ近郊で16歳の3人の男子高校生が、パーティーで泥酔した15歳の女子生徒を集団レイプ。その後、犯行現場の写

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  • 資本主義の成熟がもたらす「物欲なき世界」

    モノからコトへ。消費の対象は変わっていく 「モノが売れない時代」とよく言われます。背景には景気の低迷で所得が減り、消費に回すだけの経済的な余裕がなくなったということもあるでしょうし、あるいは消費者嗜好の多様化でほしい商品になかなか巡り合えないということもあるかもしれません。 しかし、重要な要素としてもう1つ、僕ら消費者の物欲がなくなってきているということも事実としてあるのではないかと思います。 2013年2月に上梓した『中身化する社会』では、ソーシャルメディアの普及によって商品も人間も中身が可視化され、見かけではなく質が追求されるようになること、広告に踊らされて見栄を張る必要もなくなりつつあることを書きました。この原稿を書き終えようとするとき、さらに深掘りしていきたいテーマが見えてきたんです。それが"消費"でした。 世界各地に足を運んで消費者や生産者に話を聞いたり、街の変化を見聞きする中

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  • サイコパスには犯罪者だけでなく成功者もいる

    サイコパスはすべてが殺人鬼ではない。なかには、その特質を生かして欲しい物を手に入れ、成功している者もいる 第一次世界大戦中の有名な「ガリポリの戦い」で、オーストラリア出身の兵士トム・スケイヒルは、非常に危険な任務だった旗振り役を担った。足元で爆弾が爆発して失明し、帰還させられたが、戦争の英雄として称賛された。 終戦後、スケイヒルは戦闘の経験を題材にした詩集を上梓し、「盲目の兵士詩人」として好評を博した。オーストラリアや米国を巡回して詩の朗読会を行い、観客を魅了した。セオドア・ルーズベルト大統領もスケイヒルとともに壇上に上がり、「私が知る誰よりも、トム・スケイヒルと一緒にステージに立っていることを誇りに思う」と述べている。米国で治療を受けた後に、スケイヒルの失明は突如回復した。 だが、伝記作家のジェフ・ブラウンリッグによると、スケイヒルは当の姿を偽っていたようだ。実際は、戦闘の危険から逃れ

    サイコパスには犯罪者だけでなく成功者もいる
  • ハーバードが絶賛する「日本」を私たちはまだ知らない

    <新幹線清掃から福島第二原発まで、事例が豊富な『ハーバードでいちばん人気の国・日』。世界が高く評価する日のポテンシャル、そして、これからの日の3つの課題とは?> 『ハーバードでいちばん人気の国・日』(佐藤智恵著、PHP新書)が焦点を当てているのは、ハーバード大学において日のポテンシャルが大きく評価されているという事実である。それは、この国に対する悲観的な論調に慣れてしまっている私たちにとって、非常にインパクトのあるトピックだといえよう。 書の「はじめに」の部分で、まず登場するのは、JR東日が運行する新幹線(東北・上越・北陸・山形・秋田)の清掃業務を請け負う「JR東日テクノハートTESSEI」(以下テッセイ)の話題だ。次いで第1章でも詳細に解説される同社の取り組みは、マスメディアでも頻繁に取り上げられているのでご存知の方も多いだろう。 新幹線が東京駅に到着してから、乗り降りの

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  • コンピュータはベストセラーを予測できるか

    <コンピュータによる全文解析でベストセラーが予測できる、とする書籍が近々米国で出版され、既に賛否両論を巻き起こしていている> ベストセラーの秘訣が「解読」出来たという、出版関係者にとって気になるが近々米国で出版される。全文解析という、非マーケティング系の技術を使ったアプローチが最大のポイントで、すでに賛否両論を巻き起こしているようだ。もし有効性が認められ、普及すれば、編集者の仕事にも影響を及ぼしそうだ。 全文解析が導くベストセラーのアルゴリズム 「ベストセラー」の秘密を掴むことは、出版界の永遠のテーマで、のテーマにもなってきた。9月20日にマクミラン系のセント・マーティンズ社から刊行される『ベストセラー・コード』(The Bestseller Code: Anatomy of the Blockbuster Novel Hardcover, by Jodie Archer, Matth

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  • 「Pokemon GO」が変えたリアルの世界

    現実世界にバーチャルなポケモンを出現させ、ゲームのスタイルからビジネスまで変革した「ポケモンGO」現象を追う

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  • ラマディ陥落か、ISISで残ったのは外国人戦闘員だけ | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    形成逆転 今年7月、ラマディでの戦いで勝利し、ISISの旗を引きずり下ろしたイラク治安部隊 REUTERS イラク西部アンバル州の州都ラマディには、今ではテロ組織ISIS(自称イスラム国、別名ISIL)の外国人戦闘員しか残っていない。州知事のスタッフが22日夜、誌に明かした。5月にISISがラマディを制圧した際にISISを支援した地元のイスラム教スンニ派民兵は、イラク軍の大規模攻勢を前に怖じ気づき、市外に逃亡した模様だ。 地元のスンニ派の一部は、市民に紛れて長期間潜伏する「スリーパー・セル」や二重スパイとしてISISに協力していた。彼らが逃亡した今、抗戦を続けているのは数百人の外国人戦闘員だけだと、アンバル州のソハイブ・アルラウィ知事の補佐官兼報道官ムハナド・ハイムールは誌記者宛ての電子メールで伝えた。 「ダーイシュ(ISISのアラビア語の略称)に関与した地元の人々は逃亡した。市内に残

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  • ISIS処刑部隊「ビートルズ」最後の1人、特定される

    <ジャーナリスト後藤健二の殺害にも関わったとみられるISISの「ビートルズ」こと、イギリス出身者4人のグループ。謎に包まれていた最後の1人の身元が判明した> 写真はシリアに潜伏中のシャフィ・エルシーク ISIS(自称「イスラム国」、別名ISIL)の処刑部隊で人質たちから「ビートルズ」と呼ばれ、恐れられているグループがある。イギリス人4人から成るグループで、その最後の1人が27歳のロンドン出身者だと明らかになった。 「ビートルズ」の異名が知れ渡るようになったのは、4人の欧米人――アメリカ人ジャーナリストのジェームズ・フォーリーとスティーブン・ソトロフ、そしてイギリス人援助関係者のデービッド・ヘインズとアラン・ヘニング――の処刑動画が公開されたのがきっかけ。斬首を実行したのは、4人の中で最も悪名高いモハメド・エンワジ、通称「ジハーディ・ジョン」だ。 【参考記事】ラマディ陥落か、ISISで残った

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  • 出会い系サイトから危険ドラッグまで、グレーなビジネスで荒稼ぎする人たち

    <裏情報提供業者、出会い系サイト運営者、デリヘル経営者、危険ドラッグの仕切り屋、六木・関東連合の育ての親......「ブラック」ではなく法律スレスレの領域で活動する「企業家」9人の、意外な素顔と実態に迫った『闇経済の怪物たち――グレービジネスでボロ儲けする人々』> 『闇経済の怪物たち――グレービジネスでボロ儲けする人々』(溝口敦著、光文社新書)は、インターネットを通じての裏情報提供業者、出会い系サイト運営者、デリヘル経営者、危険ドラッグの仕切り屋、六木・関東連合の育ての親など、ふだん表に出てくることのない9人の実態を、綿密な取材によって浮き彫りにした書籍だ。 まず注目すべきは、「グレービジネスでボロ儲けする人々」というサブタイトルである。つまり彼らがやっていることはすべて「ブラック」ではなく、法律スレスレの「グレー」な領域であり、その点が最大のポイントなのだ。当にブラックな人たちの話

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