民進党は7日、安倍晋三首相と蓮舫代表の党首討論を動画サイト「ユーチューブ」で解説する「裏実況中継」を行った。辛口な批判を受けがちのネットユーザーへのアピールを狙い、細野豪志代表代行と玉木雄一郎幹事長代理が出演。首相の長い答弁を「時間つぶし」などと皮肉りながら、蓮舫氏の質問の意図などを丁寧に説明したが、「もっと提案型を明示すべきだ」といった本音が漏れる場面もあった。 細野、玉木両氏は、党首討論が始まる15分前から中継をスタート。首相と蓮舫氏の激論が始まると、細野氏らはゴルフ中継の解説者のように小声で解説を加えていった。 「首相が延々としゃべっているのは、厳しい質問だった証左…。まだしゃべってますねぇ」 安倍政権の経済政策「アベノミクス」の効果に疑問を投げた蓮舫氏に対し、経済指標などの具体的な数字を列挙して成果を強調する首相。その様子を玉木氏は嫌みたっぷりに中継した。 首相が国の税収について「