ブックマーク / d.hatena.ne.jp/aureliano (8)

  • 音楽業界はなぜ縮小したか? - ハックルベリーに会いに行く

    音楽業界はなぜ縮小したか? を文系的に考察する。 「生活必需品としての価値の下落」音楽業界が産業として最も大きくなったのは(最も売上が高かったのは)1990年代半ばから後半にかけてとのことで、その当時ぼくは20代の若者だった。その頃のぼくの気分というものを振り返ると、CDを買って聞いていないと、ちょっと人間関係的にヤバいなぁみたいな雰囲気があった。というのも、一つには「つき合いのカラオケ」というのがあった。ぼくは特段カラオケが好きというわけではなかったが、仕事のつき合いでも、あるいはプライベートの合コンなどでも、カラオケに行く機会はよくあった。だから、そこで歌うための歌を仕込んでおく必要があった。そしてそれは、できれば流行りの歌が良かった。最新ヒットチャートを賑わしている歌を歌えば、周囲の評価が高かったからだ。だから、カラオケで歌うためのヒット曲のCDをよく買った。その頃に買ったのは、猿岩

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    batti-8 2012/06/25
  • はてなという企業の脆弱性 - ハックルベリーに会いに行く

    以前からぼくは何度も主張していたのだが、株式会社はてなは企業としてゆゆしき問題をはらんでいる。何が問題かというと、技術や提供するサービスはすぐれているのに、肝心の倫理がまるっきりなっちゃいないことだ。人としてダメなのである。性根が腐っている。だから今回のような問題が出る。ぼくなどには、これはあらかじめ分かっていたことだ。ほれ見たことかという感じである。そしてこれは治らないだろう。今後も二度三度続くはずだ。間違いない。これを直す方法はただ一つ、はてなによるぼくへの心からの謝罪である。またかと思わないでもらいたい。あるいは、冗談とも受け取ってほしくない。むしろ、これしか方法がないとも言える。ぼくに謝罪してもらったからって、ぼくには何の得もない。得があるのははてなの方だ。自分の非を認めることで、はてなは企業として一歩成長できるのである。話は変わるが、はてなの脆弱性は、アジャイル・メディア・ネット

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    batti-8 2012/03/20
  • 独裁者よりも危険な政治家 - ハックルベリーに会いに行く

    ネットでは、橋下徹大阪市長をヒトラーに例え、その独裁を危険視する声が喧しい。 橋下市長:ツイッターで「渡辺恒雄氏の方が独裁」と批判 - 毎日jp(毎日新聞)「ヒトラーが出てきた時もそういう雰囲気だったのだろう」 谷垣氏が橋下氏の大阪維新めぐり警鐘 - MSN産経ニュース しかしここには、実はヒトラーや彼の行った政治に対する重大な誤解がある。それは「ヒトラーは民意を無視した独裁者で、『個人』として暴走したからこそ大きな厄災を招いた」とする考え方である。おかしなもので、これは上記のニュースで非難した側(渡辺恒雄氏、谷垣禎一氏)、非難された側(橋下徹氏)、ともに誤解しているところだ。ともに間違っているのである。 ヒトラーは、彼らが(そして多くの人々が)認識しているような分かりやすい独裁者ではない。ヒトラーは、何よりも民意をだいじにしたのだ。民意に真摯に耳を傾けた。そして、それを忠実に実行に移した

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    batti-8 2012/03/20
  • 損ばかりすること - ハックルベリーに会いに行く

    ちきりん氏が年初から興味深いエントリーをあげている。一番大事なこと - Chikirinの日記率直に言えば、ぼくはこういうエントリーが嫌いだ。こういうエントリーは社会的にほとんど害悪である。なぜなら、このエントリーを読んで自らの生活を悪化させてしまう人が多いからだ。ネット上には、「人生がなかなかうまくいかない」と思っている人が多い。もやもやとした不満、不安を抱えながら生きている人が多い。特に、他者との関係をうまく取り結べず、苦労している人が多い。そういう人は、生活を窮屈に感じている。特に、実生活での他者との関係を「圧迫的」あるいは「縛られている」と感じて、「なくしてしまいたい」「なくなってしまえばいい」と思っている。そういう人は、しかしネット上での関係は比較的たやすく取り結べる。2ちゃんに行けば、気にわないものを揶揄する「同志」はすぐに見つかるから、一体感を取り結びやすいし、ツイッターも

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    batti-8 2012/01/03
    結局は、誰かの信者になりすぎるのはよくないということ。いろいろ読んでみて体験してみて、自分で試行錯誤するしかない。
  • 日本の異能 岩崎夏海氏「ベストセラー作家から炎上ブロガーへ。転落+復讐こそ作家の歩むべき道」 - ハックルベリーに会いに行く

    ベストセラー作家の岩崎夏海さんとじっくり話する機会を得た。最後に彼とゆっくり話をしたのは、もう数年も前になる。そのときに比べると彼の主張はずいぶん進化したように感じた。以前は漠然としていた抽象概念が、理論的にも明確になってきたように思う。「炎上ブログを書いているからですよ。実際に炎上ブログを書かないと立場は転落しないから」と言う。その「炎上ブログを書いて」転落した現場を幾つか見せてもらった。こちらの記事は、自らの承認欲求を余すところなくぶちまけて、個人ブログとしては異例の1日12万PVを集めたが、その大半はネガティブコメントだったそうだ。ベストセラー作家だけど質問があるよ? - ハックルベリーに会いに行く岩崎夏海さんといえば、こうした炎上ブログが話題になることが多いが、実際にはベストセラー作家としてを書いたり、週に2日は講演をしたり、ゲームの開発に携わったり、お笑い養成所の講師に従事して

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    batti-8 2011/10/25
  • おかげさまで『小説の読み方の教科書』がAmazonで売り切れたこととK氏について思うこと - ハックルベリーに会いに行く

    ぼくの近著『小説の読み方の教科書』が、おかげさまでAmazonで売り切れました。最初に何冊仕入れていたのかは知りませんが、少なくとも数十冊はあったはず。自分で言うのはなんだけれど、ぼくがここで地道に記事を書き続けていることも、少なからず売上げに貢献したと思います。それはもちろんAmazonの売上げだけにではなく、他の場所においてもです。このブログの記事をきっかけに、ぼくのを他の通販サイトで買ってくれた方もいれば、街の書店で買ってくれた方もいらっしゃいました。ブログというのは、そういう意味で当にありがたい。昔は、何かを発信するとなったらいわゆる大手マスコミに頼る以外方法がなかったけれど、今はこうして自分で手軽にブログを書けるということは、インターネットの力と恩恵には当に大きなものがあります。ぼくはそれを、心からありがたいと思う次第です。小説の読み方の教科書作者: 岩崎夏海出版社/メーカ

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    batti-8 2011/10/18
    なんか単なるスタンスの違いだろ。どうでもいい。売れたら特別扱いしろとしか聞こえん。
  • 「自分に自信がない」と言う人は自分がそう見られたいだけの嘘つきだ - ハックルベリーに会いに行く

    増田のこの記事が興味深い。自己肯定感を持つ者、持たざる者 この人は端的に言って嘘つきである。誰に嘘をついているかと言うと、自分にである。他人に対してもそうだけど、誰より先に自分に嘘をついている。「敵を欺くにはまず味方から」というわけだ。だからこの人は、嘘はついているけれども、自分自身ではその自覚がない。では、この人の発言のどこが嘘かと言うと、まず「私は、とてもじゃないけど自分に自信がない」と言っているのが嘘である。なぜなら、この人は「自分に自信がない」と「言える自分」に対して、「堅固な自信」を持っているからだ。だから、そういうことを臆面もなく言えるのである。いや、「増田(匿名で書くブログ)だから臆面もなくないのでは?」という意見もあるかと思うが、それは自分や他者を欺くために、仕方なくそうしているまでである。これを実名で自分のブログに堂々と書いちゃうと、さすがに「実は自信家」であるということ

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    batti-8 2011/10/17
  • 結局は自分の好きなことを貫き通したやつが負け - ハックルベリーに会いに行く

    自分の好きなことを貫くということ最近のぼくのブームは、「世間では誤って認識されていること」をえぐり出し、それに別の価値観を与え、一つのコンセプトとして確定することだ。去年から、ワタナベコメディスクールというお笑いタレントを養成する専門学校で講師をしているのだけれど、そこで教える中で徐々に明確になってきたのは、「結局は自分の好きなことを貫き通したやつが負ける」ということだ。これはお笑い芸人を目指す生徒たちを見ていて気づいたことで、なおかつ授業の中でも何度となくくり返し述べてきた。何度となくくり返し述べ、ほとんど全ての生徒がそれを理解してくれたのにもかかわらず、しかしなかなか実践することはできないという、少々困難なコンセプトなのだ。 「結局は自分の好きなことを貫き通したやつが勝つ」というのはよく言われることだ。そしてお笑い芸人を目指している生徒たちも、たいていはそういうもんだと信じていて、自分

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    batti-8 2010/01/15
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