SSLv2 は、十分な回数のハンドシェイクの情報を収集できる場合、暗号通信を解読される可能性があります。これは "DROWN 攻撃" という名称で報じられています。 研究者によれば、DROWN 攻撃は、Bleichenbacher のパディングオラクル攻撃の新たな手法です。攻撃者は SSLv2 をサポートしている脆弱なサーバから秘密鍵を入手し、暗号化された通信内容を解読することが可能です。TLS 通信であっても、SSLv2 の通信と同一の秘密鍵を使用していた場合、攻撃者は通信内容を解読することが可能です。 本脆弱性の影響を直接受けるのは SSLv2 のみですが、研究者のウェブサイトによると、多くのサーバが SSLv2 と TLS で共通のサーバ証明書を使用しているとのことです。なお、この攻撃では、1,000回程度の SSL ハンドシェイクの情報を取得しておく必要があります。 研究者は DR