「モノに値段をつけず、サービスに値段をつけて、モノを売る時代になった。」 昨夜行われた『次世代IT時代に向けた提言』セミナーで鈴木逸平氏から、こんな話を伺った。 昨日の話を伺い、改めていまの私たちが大きな時代の節目にいるのだということを感じざるを得なかった。そのキーワードがIoTだ。 モノとネットがつながることは、なにもいまさら目新しい話しではない。むしろ、注目すべきは、IoTによって生みだされるデータがもたらす可能性がこれまでになく広がってきたことだろう。 このチャートは、以前「コレ一枚でわかるIoTとビッグデータの関係」の記事でも紹介したが、生活やビジネス、社会などの「現実社会」をデータ化するために、モノがネットにつながろうとしている。ネットにつながるモノ数は、2020年には数百億(ガートナーやIDCは300億、Ciscoは500億と予測している)にもなると予測されている。 そこから生