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ブックマーク / scienceportal.jst.go.jp (18)

  • ハダカデバネズミは、女王の糞を食べて「親」になる | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    ハダカデバネズミという風変わりな動物がいる。体長は10センチメートルあまり。ふつうのネズミに生えているような毛がなく、その名のとおり素っ裸に見える。大きな前歯が突き出している。アフリカのエチオピア、ケニアなどの地中に、トンネルを掘って住んでいる。 風体も奇妙だが、かれらの社会もまた変わっている。子どもを産むのは1匹の雌だけ。他のネズミは生殖器官が発達しない「働きネズミ」だ。卵を産むその1匹が「女王バチ」「女王アリ」とよばれるハチやアリなどと同じタイプの社会だ。このような生き物集団を「真社会性」の集団という。真社会性の昆虫は珍しくないが、哺乳類ではきわめてまれだ。 ハダカデバネズミの社会では、「女王ネズミ」が産んだ子を「働きネズミ」が世話する。女王バチと働きバチの関係と同じだ。毛がないハダカデバネズミは体温が下がりやすいので、働きネズミは子ネズミにくっついて体を温めてやる。おしりをなめて排せ

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    bean_hero
    bean_hero 2018/09/06
    女王様の黄金
  • 「モンスター銀河」は、内部のあちこちで星を生み出し暴走していた | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    太陽のような星は、宇宙に漂うガスが集まり固まってできる。星の集団である銀河は、その質量(重さ)で周りからガスを引き付け、銀河の中では星が誕生し続ける。私たちの太陽系が属しているこの銀河では、質量にして1年あたり太陽1個分くらいの星が生まれているとされる。 ところが、いまから100億〜125億年ほど前には、その1000倍くらいのハイピッチで星を生み出す、まるで怪物のような銀河がいくつもあった。「モンスター銀河」ともよばれるこの銀河は、なぜこんなに星を大量生産できるのか。国立天文台で研究している但木謙一(ただき けんいち)・日学術振興会特別研究員らのグループが、南米チリの高地にある「アルマ望遠鏡」を使った観測で、その秘密の一端をつかんだ。 アルマ望遠鏡は、干渉計とよばれるタイプの天体観測装置。たくさんのパラボラアンテナを宇宙に向けて、宇宙から来る電波をとらえる。但木さんらは2017年の10〜

    「モンスター銀河」は、内部のあちこちで星を生み出し暴走していた | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
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    bean_hero 2018/09/02
    想像図が禍々しい
  • 海の水は、あと6億年でなくなりそうな勢いで地球に吸い込まれている | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    地球には海がある。46億年前に地球が誕生してから10億年後までには海ができ、そこで生まれた生物が、やがて陸に上がってきた。海はそんな大昔から、つねに地球とともにあった。だが、地球には海があるものだという「常識」は、たんなる思い込みなのかもしれない。広島大学博士課程の畠山航平(はたけやま こうへい)さん、片山郁夫(かたやま いくお)教授らがこのほど発表した論文によると、海の水は、予想より速いペースで地球内部に取り込まれているという。単純に計算すると、6億年後にはなくなってしまうペースなのだ。 地球上の水は、姿を変えながら地球全体をめぐっている。海の水が蒸発し、それが雨となって降ってくる。陸に降った雨は川になって、海に注ぐ。この循環に、世界の海を旅する深層の海流を含めて考えたとしても、ひと回りするのに必要な時間は、せいぜい数千年だ。 一方で、これよりはるかに長い時間をかけた水のめぐり方もある。

    海の水は、あと6億年でなくなりそうな勢いで地球に吸い込まれている | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
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    bean_hero 2017/11/04
    別のどこかで、あと6億年で陸地が水没しそうな勢いで吹き出している予感
  • 人になつく動物の遺伝子領域を解明 国立遺伝学研究所 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    人になつく動物の行動に関わる遺伝子領域を解明した、と情報・システム研究機構国立遺伝学研究所などの研究グループが4日付の英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」電子版に発表した。人になつくマウス集団を作るというユニークな試みの研究成果で、これまで家畜化が難しかった多くの動物の家畜化に道を開く可能性があるという。 国立遺伝学研究所の小出剛(こいで つよし)准教授と松悠貴(まつもと ゆうき)さんらと英国ロンドン大学研究者との共同研究グループは、日のほかカナダ、ブルガリア、デンマーク、フランスなど世界8カ国から集めた遺伝的多様性を持つ野生マウスの集団を作成。この中から人の手を恐れずに近づき、「能動的従順性」をある程度示すマウスを選んで交配する選択交配を何度も繰り返すことにより、高い能動的従順性を示すマウスの集団を作った。「ペット化したマウス」を作ることに成功したことになる。この人になつくマウ

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    bean_hero 2017/07/07
    妙に人懐っこいゴキブリができたら嫌だぞ
  • 傾いて泳ぐ珍しいサメを発見 極地研 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    国立極地研究所(極地研)が、「ヒラシュモクザメ」と呼ばれるサメが海中で体を横に60度ほど傾けながら泳ぐことを発見した。体を傾けることで長い背びれが揚力を発生させて泳ぐエネルギーを節約しているという。 ヒラシュモクザメは、ハンマーのような形の頭部と長い背びれが特徴のサメの一種。極地研によると、個体数は少なく、その生態はほとんど分かっていなかった。極地研の渡辺佑基(わたなべ ゆうき)准教授らの研究メンバーが2015年2月にオーストラリアの東海岸でイタチザメの調査をしていた際、偶然ヒラシュモクザメを捕獲した。そこで背びれに小型の行動記録計とビデオカメラを取り付けて放流。機器類を回収して調べたところ、体を左や右に横に60度ほど傾けて泳ぎ、5〜10分間隔で傾く方向を左右にそれぞれ変えていた。その後カリブ海に面した中米の国のベリーズや大西洋の島国バハマの沿岸で見つけたヒラシュモクザメも同じような遊泳パ

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    bean_hero 2016/08/04
    斜メ(しゃめ)
  • 深海のミツクリザメは「飛び出す顎」で捕食 映像解析で判明 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    深海に生息し、グロテスクな姿で知られるミツクリザメは、顎を素早く突き出して瞬時に餌を捕らえる特異な捕行動をすることを、北海道大学などの研究グループがこのほど映像解析で明らかにした。サメ類の多くは浅海に生息しているが、深海ザメの「飛び出す顎」は餌が少ない深海で生きるための適応の結果という。 ミツクリザメは1898年に日で発見された深海ザメ。薄桃色の体と歯がむき出しになったグロテスクな姿から欧米では「悪魔のサメ」と呼ばれている。捕行動など詳しい生態は不明で、顎が前方に飛び出すことは知られていたが捕時にどのように使われるかは謎だった。 この深海ザメは発見から1世紀以上経過しても謎が多かったが、日放送協会(NHK)は2008年と11年に東京湾でその捕行動を撮影することに世界で初めて成功。北海道大学の仲谷一宏(なかや かずひろ)名誉教授(前大学院水産科学研究院教授)は、NHKの番組作りに

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    bean_hero
    bean_hero 2016/07/12
    エイリアン感が凄い
  • 働かないアリも集団維持に必要 北大研究者が興味深い研究成果 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    アリの集団が長い期間存続するためには常に働いているアリだけでなく働かないアリもいる必要がある—。こうした興味深い研究を北海道大学大学院農学研究院の長谷川英祐(はせがわ えいすけ)准教授らがこのほどまとめた。アリの世界では、働き者のアリが疲れて働けなくなると怠け者のアリが「交代要員」として働き始めるという。論文は英科学誌に掲載された。 長谷川准教授ら研究グループによると、アリやハチなどの「社会性昆虫」の集団には、ほとんど働かない個体が常に2?3割存在する。こうした「怠け者」は短期的な生産効率を下げるため、短期効率を求める自然界になぜ存在するのかが大きな謎だった。 長谷川准教授らによると、アリには「反応閾(いき)値」と呼ばれる「仕事への腰の軽さ」に個体差がある。閾値が低いアリはすぐ働き始めるのでいつでも働いているが、閾値が高いアリはなかなか働かない。しかし働き者のアリが疲れて休んでいると、例え

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    bean_hero
    bean_hero 2016/02/20
    アリの世界のワークシェアリングみたいな何か
  • プリンターで生産可能!絆創膏型体温計 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    皮膚に貼り付けても違和感がないくらい薄く柔らかく、体温計として使える「フレキシブル温度センサー」が、東京大学大学院工学系研究科の横田知之(よこた ともゆき)特任助教と染谷隆夫(そめや たかお)教授、米国テキサス大学ダラス校のワルター・ボイト(Walter Voit) 教授のグループとの共同研究によって開発された。体温領域で0.02度の感度を持ち、0.01秒のスピードで応答する。耐久性にも優れる上に、印刷技術を使い低コストで大量生産も可能なため、医療をはじめさまざまな方面で活躍しそうだ。 縦に12個、横に12個、計144個の小さな点の集まりである。この点は、センサーの決め手となる「ポリマーPTC」と呼ばれるもので、ポリマー(ポリエステルやポリエチレンに代表される高分子の有機化合物)に、グラファイトという電気を通す物質を混ぜたペースト状の温度センサーインクだ。この1点1点で温度を測る。 ポリ

    プリンターで生産可能!絆創膏型体温計 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
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    bean_hero 2015/12/18
    体温低いと、すぐ範囲外になりそう。技術的には面白いと思う。ファインチューニングの課題かと。「「5度」の温度変化領域を、体温領域の「摂氏36∼41度」に調整」
  • サラブレッドの「扱いやすさ」決める遺伝子見つけた 京大チーム | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    競走馬のサラブレッドを育てる際の「扱いやすさ」を決める遺伝子を見つけた、と京都大学の野生動物研究センターと文学研究科の研究チームがこのほど発表した。馬の性格、行動パターンと遺伝子型の違いとの関係を調べた研究は少ない。研究チームによると、飼育の仕方の決定や乗馬のほか人間を癒す「ホースセラピー」に向いた馬の識別に役立つかもしれない、という。研究成果は、英科学誌に掲載された。 研究チームは、サラブレッドを育てる際に人間や馬具などに慣らす難易度といえる「扱いやすさ」に着目。北海道JRA日高育成牧場で飼育中の、格的に調教する前の1歳サラブレッド167頭を調べた。 実験では、牧場の職員に馬を洗ったり馬具を付けるなど17の刺激を馬に与えてもらい、「新しい物や人間への不安」「身体接触への不安」「大きなものに対する恐怖」「新しい環境への慣れにくさ」「反抗的態度」の5項目で167頭を評点した。さらに、脳内

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    bean_hero 2015/12/15
    ジャジャ馬遺伝子とか言われそうな
  • 潰瘍性大腸炎に新薬登場 臨床試験で効果確認 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    原因不明の難病である潰瘍性大腸炎の治療用に開発された新薬が効果的であることを臨床試験で確認した、と東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科の研究グループが、このほど発表した。潰瘍性大腸炎は国内で推定16万人の患者がいて増加傾向にある。研究グループは、日でこの病気の新薬が開発されたのは十数年ぶりで、治療の選択肢が増える、と期待している。 潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜に潰瘍やびらんができる炎症性の病気で、多くの場合症状が良くなる「寛解」と悪くなる「再燃」を繰り返す。精神的、肉体的ストレスで悪化する。最近の研究で免疫機構、特に自己免疫が発症に関係していると指摘されているが、詳しい原因は分かっていない。国内患者数は、2011年の約13万人が現在約16万人以上と増加している。患者は20代から30代が多いが、中高年も増えている。現在、決定的な治療法はなく、症状によって副腎皮質ステロイド薬、免疫調節薬など

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    bean_hero 2015/11/21
    この記事の文面だと、抗体医薬の経口薬に読めるけど、既存の抗体医薬と同じ標的分子に作用する経口低分子医薬、だよね
  • 2重らせん分子をわずか2段階で合成 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    新規材料として期待されているヘリセン(複数のベンゼン環がらせん状に連結した分子)の2重らせん構造をわずか2ステップで構築する簡単な方法を、大阪大学大学院工学研究科の酒巻大輔(さかまき だいすけ)研究員と関修平(せき しゅうへい)教授らが開発した。剛直な骨格のため、らせんの向きが安定に保持され、適用性が広い。新しい半導体や光学材料の応用に道を開いた。名古屋大学大学院工学研究科の大学院生の熊野大輔(くまの だいすけ)さん、八島栄次(やしま えいじ)教授との共同研究で、3月16日付のドイツ科学誌Angewandte Chemie International Editionオンライン版に発表した。 ベンゼン環をらせん状に連結した分子はヘリセンと呼ばれる。そのらせんは右巻きと左巻きの2種類が存在し、らせんの巻き方に応じて異なる光学特性を示し、新規光学材料として応用研究が進められている。しかし、従来の

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    bean_hero 2015/03/24
    有機半導体中心にいろいろ応用効きそうな構造で興味深い
  • 温めると縮む材料発見、ゼロ熱膨張へ | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    材料の特性は誠に多様で、発見が今も続く。今度は「温めると縮む」物性で新しい突破口が開けた。室温付近で既存材料の2倍以上の「負の熱膨張」(温めると可逆的に収縮する性質)を示すビスマス・ニッケル・鉄酸化物を、東京工業大学応用セラミックス研究所の東正樹(あずま まさき)教授らが見いだした。この新材料をエポキシ樹脂中に少量分散させて、熱膨張をゼロにできることも確認した。 光通信やナノテクノロジーなどで、精密な位置決めが求められる局面に必要なゼロ熱膨張物質の作製や、高精度のセンサー材料などにつながる成果といえる。研究には、東京工業大学の大学院生の奈部谷光一郎(なべたに こういちろう)、村松裕也(むらまつ ゆうや)、北條元(ほうじょう はじめ)助教、中央大学理工学部の岡研吾(おか けんご)助教らが参加した。高輝度光科学研究センター、日原子力研究開発機構、京都大学との共同研究で、2月12日付の米科学誌

  • 誰でも高分子を精密合成できる手法開発 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    誰でもどこでも、原料を混ぜるだけで、設計した通りに高分子を精密に合成できる新しい手法を、理化学研究所(理研)創発物性科学研究センターの宮島大吾(みやじま だいご)基礎科学特別研究員と相田卓三(あいだ たくぞう)グループディレクター、東京大学大学院工学系研究科大学院生の姜志亨(カン ジヒョン)さん、伊藤喜光(いとう よしみつ)助教らが開発した。さまざまな高分子材料の製造に道を開く画期的合成法として注目される。大阪大学大学院工学研究科の井上佳久(いのうえ よしひさ)教授、森直(もり ただし)准教授らとの共同研究で、2月5日付の米科学誌サイエンスのオンライン版に発表した。 プラスチックやゴムのような素材は日常生活に欠かせない。それらは小さな分子(モノマー)が数珠のように鎖状につながった高分子(ポリマー)からできており、求められる機能に合わせて、小さな分子の種類やつなぎ方が制御されている。しかし、

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    bean_hero 2015/02/11
    説明を模式化しすぎているためか、この記事で何が新しいのかわからなかった。論文のsupplementary materialsを見ただけじゃ、何をやっているのか想像が付かなかった、というか、記事の説明と違った事を想像した・・・ううむ
  • PET樹脂を非食用バイオマスから製造 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    バイオマス利用に新しい可能性が生まれた。ポリエステル繊維やペットボトルとして身近なプラスチックのポリエチレンテレフタレート(PET樹脂)の原料であるテレフタル酸を、用に適さない非用バイオマス資源から簡便に生産する新しい方法を、群馬大学大学院理工学府の橘熊野(たちばな ゆや)助教と大学院生の木村沙織(きむら さおり)さん、粕谷健一(かすや けんいち)教授が開発した。2月4日付の英オンライン科学誌サイエンティックリポーツに発表した。 PET樹脂は容器包装材料や繊維材料として大量に利用されている。このPET樹脂はテレフタル酸を重合して作られる。テレフタル酸は化石資源の石油や天然ガスから生産されているのに対し、CO2の排出削減の観点から、原料をバイオマス資源へ転換する試みが増えている。しかし、大半は用の穀物などのバイオマスから生産されるため、料問題との競合が危惧され、非用バイオマスから製

    PET樹脂を非食用バイオマスから製造 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
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    bean_hero 2015/02/08
    論文はオープンアクセスだった http://dx.doi.org/10.1038/srep08249
  • 植物は害虫からの防御に葉緑素も活用 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    光合成に欠かせない葉緑素を、植物が害虫から身を守るためにも活用している意外な事実がわかった。昆虫が葉をべた時、植物の酵素クロロフィラーゼが作用して葉緑素のクロロフィルからクロロフィリドを作りだして、昆虫の死亡率を高めたり、成長を抑えたりすることを、北海道大学低温科学研究所の田中亮一(たなか りょういち)准教授と胡学運(ふ しゅえゆん)研究員、日曹達株式会社小田原研究所の牧田悟(まきた さとる)研究員らが突き止めた。植物に秘められた深い生活の知恵をうかがわせる発見といえる。京都大学とスイス・チューリッヒ大学との共同研究で、1月12日付の米植物学会誌Plant Physiologyオンライン版に発表した。 植物がもつ酵素クロロフィラーゼは、水に溶けにくい葉緑素を、水に溶けやすいクロロフィリドに変える活性がある。この酵素は葉の中に多く、100年以上も前から存在が知られていた。しかし、植物にと

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    bean_hero 2015/01/31
    元々は葉緑素の輸送のためにあったものが要らなくなって、たまたま溜め込んでいた種が高確率で生き延びた、みたいな経緯を想像した。全然違うかもしれない。
  • 6置換ベンゼンの自在な合成に初成功 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    6置換ベンゼンを意のままに作る新しい合成法を、名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所の伊丹健一郎(いたみ けんいちろう)拠点長・教授、山口潤一郎(やまぐち じゅんいちろう)准教授、大学院生の鈴木真(すずき しん)さん、瀬川泰知(せがわ やすとも)特任准教授が開発した。破格の構造多様性をもつ多置換ベンゼンをプログラムされた様式で合成できる手法で、長年の難問の「多置換ベンゼン問題」に答えを出した画期的な成果である。1月27日の英科学誌ネイチャー・ケミストリーのオンライン版に発表した。 ベンゼンは分子式C6H6をもつ六角形の有機分子であり、亀の甲のような構造の単純さと美しさから有機化学のシンボルと言われてきた。その多彩な機能と安定性のために、医農薬、香料、染料、プラスチック、液晶、エレクトロニクス材料に広く使われており、現代の生活はベンゼンなしでは成り立たない。ベンゼンにさまざまな機能を

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    bean_hero 2015/01/27
    なんとマニアックな
  • 鉄原子42個で微小な最強分子磁石を合成 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    世界最強の分子磁石が誕生した。これまでに作られた中で最強の分子磁石となるカゴ状磁性ナノクラスター分子を設計、合成することに、九州大学先導物質化学研究所の佐藤治(さとう おさむ)教授らが成功した。大型放射光施設SPring-8と東北大学の強磁場実験施設で、その複雑な分子構造と電子状態を解明した。磁気を使う高性能メモリーなどに応用が期待される画期的なナノ磁石開発の突破口になりそうだ。大連理工大学(中国)、高輝度光科学研究センター、熊大学、九州工業大学、大阪大学、東北大学との共同研究で、1月6日付の英オンライン科学誌ネイチャーコミュニケーションズに発表した。 分子エレクトロニクスを飛躍させるため、人工的に磁性分子を合成してナノスケールの磁石を作る競争が世界的に展開されている。ひとつの分子で強力な磁石が実現すれば、従来の常識を越える高密度の磁気記録や超高速な計算機などの開発が可能になる。そのため

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    bean_hero 2015/01/08
    究極の疑問の答(違
  • インフルエンザウイルスの宿主因子を発見 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    毎冬流行して多くの犠牲者を出すインフルエンザの研究に新しい突破口が開けた。インフルエンザウイルスの増殖に関わるヒトの約300個の宿主タンパク質を突き止め、各タンパク質のウイルス増殖への作用を決定することに、東京大学医科学研究所の河岡義裕(かわおか よしひろ)教授と渡邉登喜子(わたなべ ときこ)特任准教授らが初めて成功した。 数種類の宿主たんぱく質の機能阻害剤が抗ウイルス効果を示すことも示し、インフルエンザ新薬の開発に道を開いた。米ウィスコンシン大学、宮崎大学との共同研究で、11月20日付の米科学誌Cell Host and Microbeオンライン速報版で発表した。 現在のインフルエンザ薬は、特定のウイルスタンパク質の働きを抑えるため、ウイルス遺伝子の変異で薬剤耐性ウイルスができる弱点がある。ウイルスのタンパク質に作用せずに増殖を抑える薬の開発が待望されている。ウイルスは細菌のように自力で

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    bean_hero 2014/11/21
    候補の宿主因子が多すぎて全貌はよく分からんけど、リンク先でJAK1/2が含まれてるのを見て、軽い衝撃を受けている
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