日本の役所での手続きはどうしてこんなに煩雑なのだろう。 今週も、業務コンサルタントやシステムエンジニア的視点でみると『えええ』と閉口するような体験をした。 それは、家を買った人に馴染みのある『抵当権設定』の登記処理である。といっても、権利設定等が難解複雑となりそうな『借り入れに伴う登記』ではなく、『完済に伴う抵当権抹消』とそれに伴う手続きである。 ローンを完済した後に金融機関から送られてきた書類。添えられたレターには、これを持って行政書士に抵当権抹消を依頼せよ、とのこと。 インターネットで見てみると行政書士に頼むと最低でも1万円程度の手数料がかかるらしい。 これとは別に登録免許税など役所に支払う費用も発生する。 一方で、自分で法務省局に行って手続きもできるらしい。 用意すべき書類は1枚だけ。 ならばと、娘の入学式で休暇を取った昨日の午後に法務局に電話した。 法務局の電話応対は素晴らしかった