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ブックマーク / www.christiantoday.co.jp (5)

  • 世界的にも貴重な漢文聖書「代表訳本」の初版、京都の寺で発見 東京外国語大学准教授の倉田明子氏に聞く

    1855年に香港で発行された漢文の聖書「代表訳」が今年6月、京都の寺で見つかった。「世界でもわずかしか現存せず、貴重な1冊」と専門家は注目している。 その聖書が見つかったのは真宗大谷派(山・東願寺、京都市下京区)の円光寺(同左京区)。同派の学僧、樋口龍温(香山院龍温、1800~85年)が65年に江戸で入手し、キリスト教を研究するために使っていたと見られる。 龍温の子孫にあたる円光寺の住職・樋口浩史氏が納屋を整理していたところ、古い長持ちの中からこの聖書を発見した。しっかり箱に入り、丁寧に布に包まれ、虫いなどがまったくない非常に良い保存状態だったという。 旧約・新約の4冊からなり、各分冊の表紙に「咸豊(かんぽう)伍(五)年」(清朝の元号、1855年)、「香港英華書院印刷」と記されていた。日聖書協会聖書図書館(東京都中央区)の調べにより、この聖書は上海と香港で出版された「代表訳」と

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    benedicta
    benedicta 2020/07/21
  • パリのノートルダム大聖堂で大火災、仏司教協議会「計り知れない悲しみ」

    フランス・パリのノートルダム大聖堂で現地時間15日午後7時(日時間16日午前2時)ごろ、大規模な火災が発生し、約90メートルに及ぶ尖塔(せんとう)が崩れ落ちるなどした。数カ月前から改修工事が行われており、屋根に取り付けられていた足場部分から出火したとみられているが、これまでのところ詳しい原因は分かっていない。 ノートルダム大聖堂は、パリ中心部を流れるセーヌ川の中州「シテ島」にあるカトリック教会の大聖堂。1163年に着工し、改修や増築を繰り返した。1991年には周辺の歴史的建築物などと共に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録されている。 年間1200万人が訪れるパリを代表する観光名所でもあるが、火災は閉館時間に発生したため、大聖堂内に観光客はいなかったとみられている。約400人の消防隊員が消火活動に当たっているが、これまでに隊員1人が大けがをしたと伝えられている。 フランス

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    benedicta 2019/04/17
  • 「ある少年の告白」に見るLGBT映画とキリスト教の行方

    4月19日から「ある少年の告白」という映画が公開される。原作小説の著者ガラルド・コンリーの体験談を元にした作品で、同性愛の矯正キャンプへ強制的に参加させられた青年の葛藤を描く人間ドラマである。主演は「マンチェスター・バイ・ザ・シー」で主人公の繊細なおい役を好演したルーカス・ヘッジス。同性愛に悩む大学生ジャレッドを演じる。彼の両親役がこれまたすごい。母役にニコール・キッドマン。バプテスト系教会の牧師でもある父をラッセル・クロウが演じる。共にアカデミー賞受賞俳優である。監督は自身も俳優で、今作が監督としては2作目となるジョエル・エドガートン。前作のホラー映画「ザ・ギフト」からまったく異なるジャンルを映画化したことになる。 物語はそのオープニングから観る者の心を締め上げてくる。少年たちがあるキャンプに参加している。それは一見すると、明るく爽やかなサマーキャンプのような様子だが、どこかおかしい。そ

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    benedicta 2019/04/15
  • 世界に1冊だけ、天草版『平家物語』などネット公開 イエズス会宣教師が利用

    国立国語研究所のホームページで公開された天草版『平家物語』『伊曽保物語』『金句集』(Shelfmark: Or.59.aa.1) 天草版『平家物語』など3作品を収めた世界に1冊しか現存しない合が、国立国語研究所のホームページで公開された。16世紀に欧州から日に渡ってきたイエズス会の宣教師たちが、日語学習のために読(リーダー)として用いたもので、中世日語の発音や話し言葉を知る上で貴重な資料だという。 公開されたのは、天草版『平家物語』『伊曽保物語』『金句集』(Shelfmark: Or.59.aa.1)。世界最大とされる英国の大英図書館が世界で唯一所蔵する。大きさは縦17センチ、横11センチ。平家の栄華と没落を描いた『平家物語』、イソップ物語を室町時代末期の話し言葉で訳した『伊曽保物語』、金言を集めた『金句集』の3作品が1冊にまとめられた「三部合綴」で、ポルトガル語式のローマ字で

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    benedicta 2019/04/13
  • 皆川達夫さんが語る隠れキリシタンの祈り「オラショ」 400年の時を超えて伝わる異国のグレゴリオ聖歌

    中世・ルネサンス音楽研究の第一人者で立教大学名誉教授の皆川達夫さん(90)が11日、「かくれキリシタンの祈りの歌」と題した公開講演会(主催:立教大学キリスト教学会、文学部キリスト教学科、キリスト教学研究科)に登壇。キリスト教と音楽、そして隠れキリシタンに歌い継がれてきた「オラショ」について、集まった140人余りの聴講者を前に講演した。 「キリスト教と音楽のつながりは深い。教会には常に音楽があり、また音楽歴史を語るとき、キリスト教は切っても切れない存在だ」と皆川さんは言う。「例えば、バッハやシューベルト、モーツァルトも優れた宗教音楽を残している。それはなぜか」。そう問い掛け、キリスト教会において音楽が重視されてきた背景をひもといた。 多くの宗教は、見えない神を何とか視覚的に捉えようと、仏像や仏画などを作る。また、海や山、木などに神が宿っているとして、それを拝むことによって神の存在を確かめる

    皆川達夫さんが語る隠れキリシタンの祈り「オラショ」 400年の時を超えて伝わる異国のグレゴリオ聖歌
    benedicta
    benedicta 2018/05/08
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