2013年の元日、東京は快晴に恵まれた。今年の天皇杯決勝は、例年よりも少し遅く会場の国立競技場に到着。去年までは、午前中に全日本女子サッカー選手権大会(全女)の決勝が行われていたので、メディアの受付開始が10時だった。しかし今年度より全女は皇后杯となり、昨年12月24日にNACK5スタジアムにて決勝が行われているので、今年から元日・国立の試合は天皇杯決勝のみ。受付開始時間も12時となった。男女のカップ戦優勝をまとめて見られないのは少し寂しい気もするが、大みそかに夜更かしできるようになったのは、ちょっとありがたい。そんなわけで今年の天皇杯は、いつもよりも少しだけ正月気分を満喫してから、取材に臨むことができた。 さて、今年の決勝のカードはガンバ大阪対柏レイソルと決まった。報道の論調は「4年前の決勝の再現」というものが多かったが、個人的には「前年度のACL(アジアチャンピオンズリーグ)出場チー