ファーストリテイリングが2日発表した2011年8月期(10年9月~11年8月)のユニクロの国内事業の売上高は、前期比1・5%減となり、2003年8月期以来8年ぶりのマイナスとなった。 10年後半の厳しい残暑や暖冬の影響で秋冬物の販売が苦戦し、上期(10年9月~11年2月)が前年同期比5・7%減と落ち込んだことが響いた。 下期(11年3~8月)は、クールビズ関連商品などが好調で、同4・6%増だった。 一方、8月単月の国内のユニクロの売上高(既存店ベース)は、前年同月比9・4%減となった。前半の低温で夏物が不調だったためだ。