これも良くないのでは? 溶接の光は、色温度が非常に高く、紫外線量がやたら多い事という事が一番の問題です。 しかも、オゾン層でカットされているような、非常に短い波長の紫外線も含まれるので、溶接用遮光グラスはどちらかと言うと、その対策に主眼が置かれた設計になっているはずです。 一方、溶接の光には赤外線も含まれてはいますが、紫外線量や可視光の強烈さと比べれば、赤外線の量はずっと低く、溶接用フィルタとしてはカメラのNDフィルタのように、赤外域では1/10程度の減光がなされていれば充分だと思います。 ひるがえって太陽光は、赤外線が可視光と比べても遜色ないほど豊富に含まれます。 溶接用遮光グラスで太陽を見たら、(カメラ用NDフィルタで見るのと同様)おそらく網膜を火傷する事になると思います。 日食グラス1枚1500円です。 安易な減光をして取り返しのつかない事態になる事を考えれば、決して高くないですよ。
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