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2023年7月11日のブックマーク (5件)

  • 冷戦期の平和運動は東側の情報機関にどれほど利用されていたのか?|武内和人|戦争から人と社会を考える

    アメリカとソ連の冷戦構造によって東西に分断されたドイツは、両陣営が活発に情報活動を遂行した地域の一つです。近年、東ドイツの情報機関であり、対外工作も行っていた国家保安省(Ministerium für Staatssicherheit)、通称シュタージの史料が開示され、東ドイツが西ドイツの平和運動の組織化を支援していたことが分かってきました。トマス・リッドは、『アクティブ・メジャーズ(Active Measures)』でこの長期にわたるシュタージの対外工作について記述しています。 シュタージでは、西側の平和運動を支援する工作をフリーデンス・カンプ、つまり「平和戦争」と呼んでいました(邦訳、p. 273)。東ドイツ単独で実施していたわけではありません。これはソ連のKGBの指導の下で東ドイツとブルガリアが連携して実施した積極工作であり、ソ連の暗号ではマルス(MARS)と呼ばれていました(pp.

    冷戦期の平和運動は東側の情報機関にどれほど利用されていたのか?|武内和人|戦争から人と社会を考える
  • スウェーデンのNATO加盟決定 トルコが同意、「歴史的一歩」 | 共同通信

    10日、リトアニア・ビリニュスで、スウェーデンのクリステション首相との会談後、出発するトルコのエルドアン大統領(中央)(ロイター=共同) 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は10日にリトアニアの首都ビリニュスで記者会見し、トルコがスウェーデンのNATO加盟に向けた批准手続きを進めることで合意したと発表した。スウェーデンの加盟が事実上決まった。北欧全5カ国がNATO入りする。ロシアに対する防衛力が一層強化され、プーチン大統領にとっては痛手だ。 ストルテンベルグ氏は記者会見で「同盟国の安全保障に資する歴史的な一歩だ」と歓迎した。トルコは「可能な限り早く議会に提案する」としている。ロイター通信によると、スウェーデンのクリステション首相は10日「非常に大きな一歩を踏み出した」と述べた。 トルコのエルドアン大統領とクリステション氏が11~12日のNATO首脳会議に先立ち、ビリニュ

    スウェーデンのNATO加盟決定 トルコが同意、「歴史的一歩」 | 共同通信
  • トランスジェンダー経産省職員 “女性トイレ使用制限”違法 最高裁 | NHK

    経済産業省に勤めるトランスジェンダーの職員が、職場の女性用トイレの使用を制限されているのは不当だとして国を訴えた裁判で、最高裁判所は、トイレの使用制限を認めた国の対応は違法だとする判決を言い渡しました。 性的マイノリティーの人たちの職場環境に関する訴訟で最高裁が判断を示したのは初めてです。 ※記事の後半に判決のポイントや今後の影響についてのQAを掲載しています。 裁判のきっかけと争点は 性同一性障害と診断され、女性として社会生活を送っている経済産業省の50代の職員は、執務室があるフロアから2階以上離れた女性用トイレしか使用が認められず、人事院に処遇の改善を求めましたが退けられたため、国の対応は不当だと訴えていました。 最高裁の審理では、トイレの使用制限は問題ないと判断した人事院の判定が違法かどうかが争われました。 11日の判決で最高裁判所第3小法廷の今崎幸彦裁判長は「職員は、自認する性別と

    トランスジェンダー経産省職員 “女性トイレ使用制限”違法 最高裁 | NHK
  • メタ、ツイッターの失策突く - 日本経済新聞

    起業家のイーロン・マスク氏とメタのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は6月下旬、2人が格闘技の「金網マッチ」で対決するというジョークをSNS上で繰り広げた。マスク氏によるとローマの円形闘技場遺跡コロッセオで決闘するかもしれないという。それが実現するかどうかはともかく、2人はテックビジネスの現場で重大な対決に直面している。メタは今月5日、自社のSNSサービスに「Threads(ス

    メタ、ツイッターの失策突く - 日本経済新聞
  • 無痛分娩 阪大病院で休止に 背景には麻酔科医の人手不足 | NHK

    お産の痛みを麻酔で和らげる無痛分娩。 大阪大学医学部附属病院は無痛分娩の希望に応じてきた、関西有数の医療機関でした。 ところが、いま、その対応を休止しています。 その背景には日の医療が抱える課題がありました。 (大阪放送局 記者 北森ひかり) こだわり続けた“安全” 痛みの程度に応じて麻酔を用いる無痛分娩。 主に、背中の脊椎の中の「硬膜外腔」と呼ばれるところに細い管を挿入して局所麻酔薬を注入する方法で行われています。 阪大病院では2016年から、希望する人に無痛分娩を行ってきました。 こだわってきたのは、“安全”。 無痛分娩をめぐってはまれに合併症などで妊婦が亡くなるケースも起きています。 阪大病院では、薬などで陣痛を起こすことはせず、自然な陣痛を待つ方法を維持してきました。 そのために必要なのは、24時間常駐する麻酔科医です。 陣痛が起きたら、痛みに応じて麻酔科医が麻酔を行い、万が一、

    無痛分娩 阪大病院で休止に 背景には麻酔科医の人手不足 | NHK