「圏外からのひとこと」さんが、拙ブログからの一節で、非常に面白いことを書かれていた。 「ぼやく」「嘆く」という仕事はもういらない http://amrita.s14.xrea.com/d/?date=20060109#p01 日本の社会ストラクチャーは、貴族班と武士班で成り立っていて、前者の主な仕事が「ぼやき」で、後者はつまり実務班みたいなことだろうとおっしゃる。なるほどと思いました。 つまり、「筑紫風論説」は、汚れ仕事には手を染めない貴族の末裔であって、日本人の精神は、それを必要としているのだと思う。 こういう人たちがボヤいている裏で、検非違使=武士が着々と実効的な作業を進めるというやり方が、日本人にはしっくり来るのだ。戦後日本において、その検非違使=武士的役割を典型的に担っていたのが、元橋本派に代表される土建政治なのではないだろうか。 で、この貴族班は、権威商売、言語商売担当者などと言
![2006-01-11](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/06a15c64ba0ceec233d86d71001ebb29a9dcbf5d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.blog.st-hatena.com%2Fimages%2Ftheme%2Fog-image-1500.png)