2007年12月27日に総務大臣の諮問機関である情報通信審議会が開催する「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会」の第30回会合が行われた。2007年10月に販売が開始されたパソコン向け地上デジタル放送チューナー「フリーオ」が議論の俎上に上がった。フリーオはパソコンに接続して利用するチューナーで,ユーザーが入手したB-CASカードと組み合わせることで,地デジ放送番組をコピー・フリーの形で録画できるいわゆる「無反応機」である(Tech-On!関連記事1,Tech-On!関連記事2,Tech-On!関連記事3)。 ただし,事務局が提出した資料(写真)には「フリーオ」の名前や写真は記載されていなかった。資料については「雑誌やネットなどの公開情報と技術検討WGメンバーからのヒアリングから事務局が作成した」(総務省 情報通信政策局 コンテンツ流通促進室 室長の小笠原陽一氏)と説明し,機