シリアで化学兵器が使われたとされる問題に関連し、アメリカのラッセル国務次官補は、「シリアと北朝鮮は長い協力の歴史がある」と述べ、両国が軍事面の連携を強めることに懸念を示しました。 ソウルを訪れているアメリカのラッセル国務次官補は6日、韓国外務省のキム・ギュヒョン第1次官らと協議を行ったあと、記者団の取材に応じました。 このなかでラッセル次官補は、シリアと北朝鮮の関係について「シリアと北朝鮮は長く、好ましくない協力の歴史があるのは明らかだ」と述べ、化学兵器に関する協力関係があるかどうかについての言及は避けながらも、両国が軍事面の連携を強めることに懸念を示しました。 そのうえで「国際社会はこの問題にはっきりと声を上げるべきだ」と述べ、シリアへの軍事行動に踏み切る必要があるとするオバマ政権の立場に重ねて理解を求めました。 一方ラッセル次官補は、中国外務省が北朝鮮の核問題を話し合うシンポジウムを今