小柄な馬と大柄な馬 ワクチン接種も進み日常が少しずつ戻ってきましたが、今年は在宅勤務で家にいる時間が長かったこともあって、この夏の東京オリンピックはで一番長く競技を観れたかもしれません。日本勢の活躍、海外のトップ選手たちの超絶技巧に目を奪われ、時に感動を、時に笑顔を、時に勇気をもらいました。仕事が一切手に付かなかったことは言うまでもありません。 仕事柄、ついついオリンピックを競馬目線で見てしまうものです。競技を見ながらつい「ハナ差か…」とつぶやいてしまったり、筋肉のつき方を見てしまうのは職業病でしょう。もちろん競技によりますが、陸上の100mなど短距離ランナーはガッシリした体付きで、それでしなやか。サラブレッドを想起させます。 短距離の場合、勝負を分けるのはスタートからの加速力、そしてスピードの持続力でしょう。加速力を生み出すには豊富な筋肉量が必要ですから、当然長距離ランナーより筋骨隆々、