民主党の岡田克也代表は長崎県佐世保市内での対話集会で、「次の選挙で政権交代を目指す」と自民・公明に対峙できる政権政党として力をつける姿勢を明確にした。安保、原発、さらに憲法への対応といった2分けする世論の受け皿になれば、善戦できる。選挙の争点を安保、原発といったテーマで明確な争点にできるかどうかが、民主にとっては議席を大きく伸ばせるかどうかになろう。 岡田代表は、この日の対話集会で、安保法案の議論は、その先にある、集団的自衛権行使を広く認めるための憲法改正をめざす自民党か、憲法の平和主義を尊重し、海外でやたら武力行使する国にはしない民主党か、そこまで見据えて議論していかなければならないと「与党路線とわれわれの目指す方向は根本的に違うということ」と語り、路線の違いを強調した。 また岡田代表は安保法案について「安倍総理は総選挙で安全保障法制の話は演説のなかでもほとんど触れず、マニフェストにも小