動画配信のYouTubeが、2019年の日本アニメ業界に大きな衝撃を巻き起こしている。きっかけは、4月からスタートした新作アニメシリーズ「ベイブレードバースト ガチ」だ。 「ベイブレードバースト」は1997年にスタートした「ベイブレード」につながるキッズアニメで、「メタルファイト ベイブレード」を経て、2015年より現在の第3世代「ベイブレードバースト」となった。20年以上の歴史を持つがテレビアニメの放送、雑誌でのコミック連載、そしてタカラトミー(当初はタカラ)から発売する関連玩具といったメディアミックスのビジネス構造は変わらない。 ところが「ベイブレードバースト」第4シーズンとなった最新作「ベイブレードバースト ガチ」は、テレビ放送をしていない。その代わりが動画配信である。 YouTube「タカラトミーチャンネル」やOfficial BEYBLADE Channel、さらに中心となるのが