「今日作られている映画の数は、文字どおり世界中で何百万本という数になります」とスコットは続けた。「数千では済まない。何百万もです。そして、そのほとんどはクソです。80~60%はまあまあ、残りの40%のうち25%は悪くはない、10%はかなり出来がいい、5%が素晴らしいといったところですね」 スコットは、1940年代も良作と駄作の比率は同じだったが、当時は作品の数がはるかに少なかったと指摘。現在は毎年非常に多くの映画が公開されていることから、凡庸な作品の数も膨れ上がってしまったのだとしている。 「今日の映画の多くは、デジタルエフェクトによって救われ、予算も高くなっていると思います」とスコットは付け加えた。「それは、まず紙の素晴らしい脚本を用意できていないからです。紙でやるべきです」 それでもスコットは新作映画やドラマを辛抱強く鑑賞し、そうした作品を若手俳優の発掘の場として活用しているが(『グラ

