チキンラーメンの開発までの経緯 裏庭に建てた小屋にこもって研究。睡眠時間4時間。その時、男性は48歳にして無職。それでも研究に没頭。研究内容は摩訶不思議なものだった。しかも、彼一人で研究に没頭していた。 実は彼は事業を手がけた成功者だった。つねに、世の中の役に立つ仕事はなにかということを常に考えていたという。 そんな中、信用組合の理事長に無理やりされてそれに失敗。責任を負って財産をすべて失ってしまった。 「失ったのは財産だけじゃないか」と開き直る。今までの、いくつかの試練、場面が結びついた。みなが、食事をしている姿を見て食の重要性の大切さを身にしみて感じ取る。食べ物は人を笑顔にさせる。 そこで、いつでも手軽に食べることができるラーメンを作ることを決意。インスタントラーメンの開発だ。 まず、試行錯誤で麺を乾燥させる方法を研究した。ある日のこと、妻が天ぷらを作っていて、ひらめいた。麺を油で上げ