マンガ『あきそら』(秋田書店)など、性をテーマにした作品で知られる糸杉柾宏の『うわこい』(少年画報社)が、実写映画として公開中だ。本作のテーマは「浮気」。幼なじみの女の子・ユノと公認のカップルとして一緒に暮らすユキテル。そんな彼が、ある日同級生のレナと関係を持ったことをきっかけに、次々と「浮気」の関係に溺れていくという物語だ。 大胆な濡れ場も多い『うわこい』、まさかの実写化にあたって、原作者である糸杉柾宏氏に話を聞いた。 ――まず、マンガ『うわこい』はどういうきっかけで始まったんですか? 糸杉 本当タイミングですね。たまたま当時「月刊ヤングキング」(現・月刊ヤングキングアワーズGH/少年画報社)の編集さんと知り合って、声をかけてもらって。それで実際すぐ連載というのはなかなかないんですが、お会いしてすぐ雑誌を送ってもらうようになったんですね。これは編集さんも本当にやる気なんだなと。 それと、
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