特定非営利活動法人若手層アニメ制作者を応援する会(AEYAC)が、「若年層アニメーター生活実態調査」の結果速報版を公開しました。若年層アニメーターの約半数が家族から何らかの経済的援助を受けて働いている、厳しい状況が明らかになっています。 同調査は、経験年数3年以内のアニメーター44人を対象に、労働条件、奨学金返済の状況、居住形態、通勤時間などをインターネット調査で尋ねたもの。回答者の平均年齢は23.2歳、平均経験年月数1年5カ月です。 まず「居住形態・生活実態」について、実家暮らしと回答した者は12人、実家暮らしでないと回答した者は32人でした。実家暮らしの12人の内、11人は「主な家計支持者ではない」(世帯の主たる稼ぎ手ではない)と回答し、実家暮らしではない32人の内11人が実家から仕送りを受けながら生活していると回答しました。 つまり、実家暮らし12人+実家暮らしではないが仕送りを受け