※取材は夏に行ったものです その愛らしい仕草で、人間たちのハートをわしづかみにする動物はいつの時代も一定数いるもの。東京・小金井市の「鈴木たばこ店」で店番をするシバ君も、その座を欲しいままにしている存在だ。たばこ店で飼われている柴犬のシバ君は、店の呼び鈴が鳴ると、白と茶色の毛でおおわれたその小さな手で、ガラッとガラス戸を開けてくれるの。 「鈴木たばこ店」(小金井市貫井北町3-5) こんにちは こんにちワン! このたばこ店、犬が店番をしていると以前からTwitterなどで拡散され、話題になっていたのだが、今年の夏、ちょうど筆者が会いに行った直後くらいから、シバ君目当てのお客さんが殺到しすぎた結果、過労で休養期間に入ってしまっていた。 暑さも手伝ってお疲れ気味だった とはいえ、シバ君は無理に接客をさせられているわけではない。人懐っこく、人間が大好きなシバ君が、自主的に飼い主の真似をして、ガラス