タグ

2022年11月4日のブックマーク (4件)

  • 声を“匿名化”するシステム「V-CLOAK」 人間っぽさを残した声に変換、声紋の個人情報漏えいを防ぐ

    Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 中国のZhejiang UniversityとWuhan Universityの研究チームが発表した論文「V-CLOAK: Intelligibility-, Naturalness- & Timbre-Preserving Real-Time Voice Anonymization」は、音声の明瞭性と自然性、音色を保持したまま、リアルタイムに音声を匿名化するシステムを提案した研究報告だ。機械的な声ではなく人間っぽさを残した声に変換し、声紋から個人が特定されることを防ぐ。 声紋は、個人を一意に特定できる重要なバイオメトリクスだ。一方でオンラインサービスによって膨大な音声データを収集・処理で

    声を“匿名化”するシステム「V-CLOAK」 人間っぽさを残した声に変換、声紋の個人情報漏えいを防ぐ
  • 霊術からサルトルへ 京の土蔵に封印された老舗出版社の“裏歴史” | 毎日新聞

    1966年、人文書院と慶応大の共同招へいで来日したサルトル(中央左)とボーボワール(中央右)。奈良の観光に、人文書院2代目社長、渡辺睦久(左端)と翻訳者の朝吹登水子(右端)が同行している=人文書院提供 戦後、日に実存主義ブームを巻き起こした出版社の源流は霊術団体だった――。フランスの哲学者サルトルの全集刊行を1950年、国内でいち早く始めた「人文書院」。その前身である「日心霊学会」の実態が近年の調査で明らかになってきた。22年に京都で同学会の出版部として出発し、今年で創業100年。社員の間でもうわさ程度にささやかれ、長く封印されていたという“裏歴史”をひもときたい。 事の始まりは2013年、京都市内にある創業者、渡辺久吉(1885~1975年)旧宅の土蔵から機関紙「日心霊」の束など大量の関係資料が見つかったことだった。「これは絶対に歴史的な価値があると思いました」。久吉の孫で、発見し

    霊術からサルトルへ 京の土蔵に封印された老舗出版社の“裏歴史” | 毎日新聞
  • 俳句作ったのはヒト?AI? 「見分けられない」京大実験で判明(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

    俳人の句とAI作成の句との比較イメージ。AIが作成し、人間が選んだ句が最も美しいと評価される傾向が示された。俳人の句は小林一茶(上田祥行・京都大特定講師提供) 人間は人工知能AI)が作った俳句と人間が作った俳句とを見分けられず、AIが作成した中から人間の目を通して選んだ句を高く評価する傾向があることを、京都大の研究チームが心理実験で確かめた。AIを活用した創作活動が近年盛んになっており、2日に成果を発表した同チームは「人間とAIの協力で、より創造的なアートを生み出せる可能性が示唆された」としている。 【誰でも絵師に? 画像生成AIの性能進化】 京大人と社会の未来研究院の上田祥行(よしゆき)特定講師(認知科学)らのチームは、AIが大量に作成した俳句から無作為に選んだ20句と、選出に人間3人が関わった20句、歳時記に掲載されている小林一茶や高浜虚子ら俳人の作品40句を用意。男女計385人にオ

    俳句作ったのはヒト?AI? 「見分けられない」京大実験で判明(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
  • 昆虫も「遊ぶ」行動をとるのか? ハチで科学的に確認

    ヨーロッパに広く生息するセイヨウオオマルハナバチ(Bombus terrestris)は驚くほど広範な認知能力を備えており、それには遊びを楽しむ能力も含まれている。(ALAMY) 「遊ぶ」動物は人間だけではない。ペットを飼っている人なら、ネコやイヌが遊んでいるのをよく知っているし、科学者は、魚やカエル、トカゲ、鳥にも遊びと言える行動を観察してきた。 では昆虫はどうなのだろう? 昆虫の心や生活は、遊びをする余地があるほど豊かなのだろうか? 動物行動学の専門誌「Animal Behaviour」に10月19日付けで発表された論文によると、マルハナバチは、訓練を受けなくても報酬を与えられなくても、木製のボールを転がして遊ぶという。理由はおそらく、それが単に楽しいからだ。 「この研究は、ハチが刺激に反応するだけの小さなロボットではなく、自分が楽しいと思う活動をしていることを明らかにするものです」と

    昆虫も「遊ぶ」行動をとるのか? ハチで科学的に確認