昨日、「自民党北海道1区支部の候補者選考委員会が開かれ、小泉チルドレンの杉村太蔵衆院議員(28)も名乗りを上げていたが“落選”」というニュースが流れた。 太蔵氏や猪口邦子氏は、小泉チルドレンというより、もはや小泉オーファンズ(orphans 孤児)あるいは小泉ディザーテッド・チルドレン(deserted children 捨て子)と言うべき存在であろう。 逆に、例えば稲田朋美議員をいまだに「小泉チルドレン」の一角に数えるような報道にも強く違和感を覚える(少なくなってきたように思うが)。 稲田氏は、もともと山谷えり子・安倍晋三の保守派ラインが引き出した人材で、理念音痴でフェミニスト気取りの小泉氏とは、人脈の点でも気質の点でも大きく異なる(ちなみに、山谷、稲田両氏とも福井県出身)。 稲田氏が、伝統重視の保守の立場を弁護士としての専門能力で補強し、国会質問や議連の会合、新聞雑誌への寄稿な