紙巻きたばこから新型の「加熱式たばこ」に切り替える人が増えている。加熱式は燃焼による煙が出ないため、周囲への影響や健康リスクが少ないというイメージがある中、福井県内の禁煙専門医は「紙巻きと同程度のニコチンを含んでいるものがあるほか、国の調査で発がん性物質も確認されている」と有害性を指摘する。 加熱式たばこは、電気式の専用器具で葉タバコに熱を加えることで発生させた蒸気を吸う。国内では、フィリップモリスの「アイコス」やブリティッシュ・アメリカン・タバコの「グロー」など3種類が販売されている。灰や煙が出ず、紙巻きたばこに比べて臭いが少ないのが特徴。たばこ各社は健康への影響が小さいとしており、禁煙エリアでも加熱式たばこの喫煙を認める店舗もある。 一方で、日本禁煙学会や日本呼吸器学会所属の医師の中では健康への影響を懸念する声が強い。厚生労働省などの調査で、加熱式の喫煙者が直接肺に吸い込む蒸気には、ホ
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