イスラエル軍はパレスチナのガザ地区で行った作戦で、イスラム組織ハマスのシンワル最高幹部を殺害したと17日、発表しました。ハマスにとっては指導者を失い大きな打撃となりますが、人質の解放と戦闘の終結につながるかは不透明です。 発表によりますとイスラエル軍は16日、ガザ地区南部での作戦でハマスの戦闘員3人を殺害し、そのうちの1人が17日に行ったDNA鑑定などの結果、シンワル最高幹部と確認されたということです。 地元メディアなどは、作戦は南部のラファで行われ、シンワル最高幹部は戦車の攻撃を受けたと伝えています。 また、これまではハマスが拘束した人質とともに地下のトンネルに潜んでいると見られていたものの、当時は建物の中にいて周りに人質はおらず、複数のIDカードや大量の現金を持っていたということです。 シンワル最高幹部は、前の最高幹部がことし7月に訪問先のイランで殺害されたことを受けてハマスのトップと