Filed under: 二階堂黎人, 台湾ミステリ — taipeimonochrome @ 20:30 誤った認識が流布される前にそいつをキチンと正しておかないといけませんよねえ。 今日は「ミステリマガジン」の二階堂黎人vs.笠井潔のネタを書いたのでもういいだろうと思っていたんですけど、何氣に氏の日誌を見てみたら、とうてい見過ごせないようなことが書いてありまして。 曰わく、「人狼城の恐怖」が台湾で翻訳出版されることになり、その印税の振り込み通知が届いたと。今後蘭子シリーズは全て台湾で翻訳出版されることが確定し、……というくだりはいいんですけど、その後。 綾辻氏や有栖川氏の本も翻訳出版されていて「台湾では今、日本の新本格ブームが起きてい」るっていうのはちょっとちょっと、ですよ。 現在台湾のミステリ界で起こっていることというのは、「日本の新本格ブーム」なんてそんな小さなものに收まるもので