科学のようで実は科学ではない「擬似科学」で今最も注目されているのは「水からの伝言」であろう。学習院大学の田崎晴明氏が最近 「水からの伝言」を信じないでくださいというわかりやすい啓蒙サイトを発表されたので、どのようなものか知りたい方はこちらを見ていただきたい。 擬似科学(「ニセ科学」と呼ぶ人も多い)は相手にしないというのがこれまでの研究者の態度であったが、「水伝」は小学校で道徳の教材として使われるなど、自然科学の枠を越えた悪影響が目立つようになったため、さすがに無視を決め込み続けるわけにはいかなくなり、多くの学者が批判や啓蒙の活動を始めている。 私もトンデモ「研究」の見分け方・古代研究編というサイトをやっている関係上、この問題はずっと注視してきたが、啓蒙活動をする研究者と一般の人々とのネット上でのやり取りを見ていると、いろいろと考えさせられるところがあった。以下に何点か記しておきたい。 その
科学が世の中をバラ色にしてくれると誰もが信じていた時代はとうに過ぎ去った。そこで科学以外のものに救いを求めようとする人々も当然出てくる。救いや拠り所を求める相手として一番手っ取り早いのはやはり「神」である。既成宗教にいう神仏の場合もあろうし、新興宗教の教祖の場合もあろう。また魔術や占いのようなオカルトの場合もあろうし、それらをよりソフトに言い換えた「スピリチュアル」に傾倒する人もいる。 彼らの中には神や霊魂の実在を認め、自然現象や社会現象を神が操っていると本気で信じたり、霊能者と称する人が「…… という現象は霊魂のせいだ。自分にはそれが見える」と言うのに対して何の疑いもはさまず熱狂する人も少なくない。 しかし自然科学の研究者はいわゆる「霊能者による霊視」を本当のこととは認めないし、それ以前に自然科学の研究対象にはしない。なぜなら霊能者本人が「見える、見える」と言っているだけでは、霊の存在は
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進化論における化学的な選択 分かり切ったことを訊くな、質問立てて訊けと言われてしまったので質問を立てます。 生命の進化において「10の40乗回の化学的選択」が起こったそうですが、意味が分かりません。 有名な話なのだそうで、説明するのが煩わしいそうです。 が、知恵袋には私のように進化論初心者は多いはずなので、 初心者にもわかるように説明よろしくお願いします。 出典はこちらです。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1027167720 10の40乗回のソースはこちらでしょうか。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1018002655 回答ありがとうございます。 >あの人の話を~ お気づかいありがとうございます。私自身、サイエンスカテをあ
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