(中国通信=東京)ウルムチ2日発新華社電によると、100年余り燃え続けていた中国国内で最大の火災炭田、新疆ウイグル自治区の硫黄溝炭田の火災は、本格的消火活動が4年近く続けられ、このほど全面的に鎮火した。新疆炭田火災消火活動事務局が明らかにした。 侯学成事務局長によると、硫黄溝炭田はウルムチ市から40キロ余りのところにあり、確認埋蔵量が15億トンに達している。火災面積は184万平方メートルで、地元の歴史を記したものによると、清の光緒年間にすでに火災が起きていた。統計によると、年間176万トンの石炭が焼失し、現在の比較可能な価格で計算して、年間1億7000万元の損失となっている。 消火計画は1999年、当時の国家計画委員会が立案し、9872万元の資金を投じ、4年で基本的に鎮火させることを決め、2000年初めから正式に始めた。 消火作業を行う新疆の炭田火災消火活動事務局は、1958年に結成