Kay こと慶伊道彦のCoffee Break アイビースタイルのキモは、”DETAIL” ディテール!アイビー程決まり事がこと細かくうるさく言うスタイルはないでしょう。でもこれが意外にも煩わしくはないのです。ゴルフも厳しいルールがあるから面白いし、伝統あるスポーツとなります。寿司屋も理にかなった作法があるから粋なんです。これが回転寿司となるとファミリースタイルとなり、流行モノとなります。同じようにアイビーは、決まり事があるから知ることが楽しいし、また伝統的スタイルとなります。アイビーにルール事がないと、こんなにも長い間ファンに指示され続けられなかったでしょう。 そこで、アイビーのディテールをもう一度、勉強し直してみましょう。 * 星野醍醐郎、くろす・としゆき、両先生がMENS CLUBに寄稿した記事より引用、再編集しました * ナチュラルショルダー・モデル / 1950年代Brooks
普段私たちが何気なく着ているスーツ。いつ頃誕生して、どのような道のりを歩んで来たのでしょうか。 スーツの祖先に当たる「サックスーツ or ラウンジスーツ 」が出現したのが19世紀後半のこと。田舎などで着用するカジュアルウェアという位置付けでした。20世紀に入ると急速にその地位を上げ、各時代を象徴するようなスーツのスタイルも生まれました。 本連載「紳士服タイムトラベル ー ヴィクトリア朝から1960sまで」ではスーツに焦点を当てながら、当時の服装を愛し、日常的に着用して生活している方々にお話を伺い、紳士服の歴史における代表的な時代を切り取ります。 本連載の最後となる今回は1960年代にタイムトラベルします。スーツの歴史の中でも唯一無二といえるほど特徴的な60年代のスタイル。今回は60年代の強烈な個性に魅せられたLee Morrison(リー・モリソン)さんにお話を伺います。 リーさんはミュー
軽く暖かいダウン、吸水速乾の機能を持った肌着、いま当たり前に着ている衣服が将来、「ヴィンテージ」として重宝されているなんて考えたら、持っている服一つ一つが特別なものだと思えてきます。でもそれは未来に過去の意匠を掘り起こす人がいたらのこと。 そう考えるきっかけとなったのは、「アジャスタブルコスチューム」のオーナー兼デザイナー・小高一樹さん。今から100年前のファッションを現代に蘇らせる1人です。 キャスケット一つとっても、今は流通していない四つ割スナップを採用し、見えない部分まで忠実に再現。彼がいるその場だけ、まるでタイムスリップしたように錯覚させます。 そんな小高さんによる連載「ヴィンテージの意匠」。初回は、スリーピーススーツについてお話しいただきました。スーツが激動する1920~40年代を、小高一樹のレンズを通して時代を巻き戻してみましょう。 連載「ヴィンテージの意匠」時代のグラデーショ
コロナショックがビジネスマンの働くスタイルを大きく変えている。深刻な打撃を受けたのがスーツだ。テレワークでカジュアル化が一段と進み、着用する機会が激減。入社式や対面でのリクルート活動がとりやめとなり、“ビギナー市場”も消失した。このまま「脱スーツ」の流れは加速するのか。服飾評論家の石津祥介さんが熱く唱えるのは「スーツは男のおしゃれの神髄。今こそ楽しまなければ損」という逆張りの提言だ。そこで今回のお題は、スーツの楽しみ方について。在宅勤務でスーツから遠ざかった人も、酷暑の和らぎに合わせて思わず袖を通したくなるような、魅力あるうんちくに耳を傾けてみよう。 ――石津さん、きょうはいつもの紺ブレではなく、茶のスーツですね。コットン地ですか。 「スーツの話だから、家に帰ってスーツに着替えてきましたよ。普通の紺のスーツではないのが僕のスタイル。こちらはコットンなのだけど、着た時の感覚はウールのサージみ
When you buy something using the affiliate links on our site, we may earn a small commission. Even though many elements of the suit as we know it today have remained unchanged since its inception, there are certainly differences in the details of a suit from 2020 compared to a suit from the 1980s or 1940s. To understand those differences, let’s trace the history of the suit, from its origins to th
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日々袖を通す服には、一人一人の着用者の「ことば」が宿ると共に、その時代時代に各自が共有していた「ことば」も宿るもの。世相やとうとばれた価値観、そして政治や経済状況などが、それにはっきりプリントされてしまうからだ。 特に同じアイテムを時系列に比較すると、より深く認識できるというもの。メンズウエアでそれを最も簡単に示せるのは、やはり紳士服=スーツではないだろうか。 何せ20世紀のほぼ全体を通じ、ビジネスウェアの主役を張ってきたのだから。ということで今回は、20世紀の各時代を象徴するようなスーツのスタイルをピックアップ。特徴と共にその背景にあるものについても、少しだけのぞいてみたい。 19世紀半ばの原型の登場から地位が少しずつ向上し、ビジネスウェアとしての認識が世界的にしばらく定着した頃のスーツスタイルがこちら。簡単に言えば、まだ全体的なシルエットに強い抑揚がなく、非常に素朴な印象である。 ジャ
アウシュビッツ収容所を生き延びた少年、テーラー界 最高峰の名手へ。88歳現役が貫く「スーツ作りの流儀」 1947年、家族を虐殺されたユダヤ人少年は、ひとり、海を渡ってアメリカへとやってきた。 ポケットにはたったの10ドル。言葉も通じない。やっと見つけた仕事は、縫製工場の床掃除だった。 その移民少年はいま、歴代の米国大統領からハリウッドスターまでを顧客に持つ、ビスポーク・テーラー界の名手として知られる。 彼の名は、Martin Greenfield(マーティン・グリーンフィールド)。 今年で88歳を迎えるいまなお、約70年前と同じ工場に週6日も出勤する。二人の息子と100人以上にもなる従業員とともに「機械ではなく、手作り」の一貫した姿勢を貫くために。 孤独とアメリカンドリームと。 顧客リストには、オバマ大統領や、クリントン大統領、またレオナルド・ディカプリオなどハリウッドスターたちの名が並ぶ
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