“集めないビッグデータ”で医療や介護を 9月14日14時10分 無数のデータを1か所に集めることで新たな知見を見いだす“ビッグデータ”。しかし、個人情報などプライバシー性の高いデータの共有はなかなか進んでいません。 こうしたなか、医療や介護に関する個人データを患者や家族ごとに分散して管理することで、効率的にデータを共有し、質の高い医療や介護を実現しようという実証実験が始まることになりました。 データを1か所に集めるのではなく、分散して管理する、いわば“集めないビッグデータ”のねらいはどこにあるのか。東京大学大学院の橋田浩一教授に話を聞きました。 (ネット報道部 梅本一成) “集めないビッグデータ” Q: 医療や介護に関するデータはなぜ、共有が進まなかったのでしょうか。 橋田: 規模の大きな一部の病院では、自前のサーバーを保有して、関係する医療機関で患者のデータを共有するシステムを
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