愛知県瀬戸市にある交差点に、警察が右折禁止の標識を誤って設置し、これに違反したとして168件の交通違反の切符を切っていたことが分かりました。愛知県警察本部は、ドライバーなどに謝罪するとともに、違反点数を取り消し、今後、反則金を返還することにしています。 誤った標識が設置されていたのは、愛知県瀬戸市水南町の県道と市道が交わり、信号機がある「水南交差点」です。 愛知県警察本部によりますと、本来は市道から交差点に進入した場合でも、右折して県道に進むことができるのに、ことし8月下旬、右折を禁止する標識を誤って設置し、右折した乗用車やバイクなどに対し、168件の交通違反の切符を切っていたということです。 11月に道路標識の点検を行っていた警察官が誤りに気付いたということです。 警察は、ドライバーなどに謝罪するとともに、違反点数を取り消し、これまでに納付された反則金合わせて114万円余りを返還すること