三井住友銀行は9日、他行宛ての振込手数料を最大で110円値下げすると発表した。窓口や現金自動預払機(ATM)は11月1日から、個人向けのインターネット取引は来年1月17日から適用する。振込先銀行に支払う送金料の引き下げに伴う措置。メガバンクでは三菱UFJ銀行に続き2例目となる。 手数料の引き下げ額は窓口、ATM、インターネットともに共通となり、振込額が3万円未満の場合は55円、3万円以上の場合は110円とする。例えば個人がATMでキャッシュカードを使って3万円未満のお金を振り込む場合、手数料は220円から165円に下がる。 全国銀行資金決済ネットワークは、銀行間でやりとりする送金料を10月から引き下げる。三菱UFJは他行宛て振込手数料を、10月1日から振込額が3万円未満なら66円、3万円以上なら110円をそれぞれ値下げする。みずほ銀行は近く新料金を公表する。