3月2日 開催 社団法人情報処理学会は、「情報処理技術遺産」と「分散コンピュータ博物館」の認定制度を開始。3月2日、東京・上野の国立科学博物館で認定式を行なった。 同認定制度は、次世代に継承すべき重要な意義を持つ技術や製品の保存と活用を図ることを目的に、国内のコンピュータ技術発達史上、重要な研究開発成果や、国民生活、経済、社会、文化などに顕著な影響を与えたコンピュータ技術および製品などの中から、現存する貴重な史料の保存を目指すもの。 また、分散コンピュータ博物館の認定は、小規模ながら貴重な史料の保存および展示を行なっている資料室、コレクションをネットワーク化して利用拡大を促すために開始するものだ。 「先人の努力の結晶である情報処理技術関連の歴史的文物を将来に長く保存し、次世代人の学ぶよすがとして伝える」ことを目的としている。