再生中の動画上にコメントを付け、視聴者同士で盛り上がれる「ニコニコ動画」。動画の上に文字を流すというインターフェースが斬新で注目を集めているが、ニコニコ動画にはそれ以外にも独自の仕組みを持つ機能が多数存在している。動画の分類をするために付けられるタグも、その1つだ。そしてこのタグに注目した研究論文が2008年、人工知能学会 知識ベースシステム研究会にて発表された。 「ニコニコ動画におけるタグ共起ネットワークの特徴抽出」と題したこの論文は、北海道大学大学院情報科学研究科に所属していた伊藤聖修氏によって提出された。動画に付けられたタグ同士の関連性から、現在注目すべきタグを発見できるのではないか――大学院でネットワーク理論を学んでいた伊藤氏は、ニコニコ動画を見てこのように考えた。 ニコニコ動画に注目したのは、1ユーザーとして使っていたというだけでなく、独特なタグのシステムが面白いと感じたからだ。
本家/.の記事より。ドイツ・ダルムシュタット工科大の暗号研究者Erik Tewsらは、従来知られていたよりもはるかに少ないパケットを捕捉するだけで、無線LANの104ビットWEPキーが十分クラック可能であることを示した。事実上1分少々あればWEPキーは解読できるということのようだ。 WEPがセキュリティ的に脆弱なのは以前から知られていたことだが、それでもキーの解読には50万から200万のデータパケットを捕捉することが必要と考えられていた。しかしTewsらのページによると、今回改良された手法を使えば40,000パケットの捕捉で50%、85,000パケットの捕捉なら95%の確率でWEPキーは解読可能だという。40,000パケットというのは従来知られていた必要パケット数の10分の1以下であり、受信状況さえ良ければ1分以内に捕捉可能とのこと。実際の計算にも、Pentium-M 1.7GHz、3MB
多くの人にとって、バーチャルコミュニティでの人とのつながりが、実世界での人とのきずなと同じくらい大切な場合もあることが、研究報告書により明らかになった。 この傾向は、南カリフォルニア大学アネンバーグ校Digital Future Projectが米国時間11月29日に発表した第6回目の年次報告書により明らかにされた。同プロジェクトによれば、オンラインコミュニティーに属する米国民のおよそ43%が、バーチャル世界について、実世界と同様に強いきずなを感じていると回答したという。 この調査結果は、インターネットユーザーがオンラインで人と出会いやすくなっていることを受けたものと考えられる。調査の対象となった人々の回答からは、ネットユーザーが、オンラインで知り合った人のうち年間平均1.6人に後から対面していることが分かった。また調査対象者らは、バーチャル世界だけの付き合いになる友人を年間平均4.65人
富士通研究所は筑波大学計算科学研究センターと共同で,サーバー間インターコネクトに汎用のイーサネットを利用しつつ高速に通信できる軽量プロトコル・ソフトウエアを開発した。ギガビット・イーサネット6本を束ねた際に,1秒あたり1.4Gバイトの転送性能を持つ。同プロトコルは筑波大学が開発したLinuxベースで2560ノードからなる超並列クラスタ型スーパー・コンピュータ「PACS-CS」に搭載,スーパー・コンピュータのベンチマーク試験であるLinpackで10.35T FLOPSを計測した。 従来,TCP/IPとギガビット・イーサネットの組み合わせでは,ギガビット・イーサネット2本を束ねて毎秒250Mバイト程度の転送速度を出すのが限界だった。これに対して,PACS-CSは軽量な専用プロトコルによって,ギガビット・イーサネット6本を束ねて毎秒1.4Gバイトの性能を出せる。この実効数値は,サーバー間インタ
■ 2011.09.22 - 2011年度秋学期「インターネット時代のセキュリティ管理」(村井純・山口英)ビデオ公開中。 ■ 2011.02.23&24 - 特別セッション「 Surface code 量子誤り訂正に関するチュートリアル・ワークショップ - FIRST 最先端研究開発支援プログラム量子情報処理プロジェクト- ビデオ公開中。 ■ 2010.11.22&23 - SFC OPEN RESEARCH FORUM 2010 メインセッションのリアルタイム中継を行いました。プレミアムセッション記録ビデオ公開中です。 ■ 2010.09.24 - 2010年度秋学期「インターネット時代のセキュリティ管理」(村井純・山口英)ビデオ公開中。 ■ 2010.04.22 - 2010年度春学期慶應義塾大学開講/インテル寄附講座】「世界の中の日本としてのIT政策と技術」(村井純・佐藤雅明・竹井淳
11日(米国時間)、Open Grid Forum(OGF)が正式な組織として発足した。米Washingtonで開催されているGGF18で発表されたもの。GFはGlobal Grid ForumとEnterprise Grid Allianceが6月に合併して設立された。 OGFでは今後12〜18カ月のミッションとして以下の2つを定めている。 グリッドの技術革新・採用拡大・情報交換のための場を確立 グリッド・ソフトウェアの相互運用を可能にする技術仕様の公開 現在、GridといわれるシステムはOS、データベース、ミドルウェアと様々なレイヤで提供され、ベンダごとの強調動作をはかりにくい状況となっている。OGFではこうした状況に対してベストプラクティスの共有やオープン・スタンダードの策定といった活動を行う。 EMCやFujitsu-Siemens、Hewlett-Packard、IBM、Inte
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