NHKのETV特集「21世紀を夢見た日々 −日本SFの50年−」を見た。 タイトルこそ「50年」だけれど、じっさいにはその前半の20年くらいが中心。 終戦とともにアメリカからSF小説が上陸、その影響を受けて『SFマガジン』が創刊され、日本にSFが広がっていった「日本SFの青春時代」を生き生きと描き出した番組だった。 『機動戦士ガンダム』や『攻殻機動隊』の映像は入っているのに、『宇宙戦艦ヤマト』だけ映像がないところが苦笑ものだったけれど、全体的に丁寧にまとめられていたと思う。再放送の予定がないことが惜しまれる。 それにしても、最初期の「日本SF作家クラブ」はめちゃくちゃおもしろそう。 まだ見学者もほとんどいない原子力研究所に集団で押しかけ、「まずは原子を見せてくれ」と求めるなど、その行動はツッコミどころ満載。 のちには日本SF界の重鎮になり数々の名作を発表していくひとたちなのですが、行動だけ
テレビアニメ『らき☆すた』が最終回を迎えた。 らき☆すた 1 限定版 [DVD] 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント発売日: 2007/06/22メディア: DVD購入: 3人 クリック: 133回この商品を含むブログ (214件) を見る この作品にかんしては、しばらく前にid:Shsgsさんと意見を交換したが、先方が多忙なため、話は途中で終わっている。しかし、実は、かれの言葉がいまでも気になっている。 かれは『新世紀エヴァンゲリオン』が終わってから『らき☆すた』が放映されるまでの10年間のアニメをまとめ、こう述べている。 新世紀エヴァンゲリオン Volume 1 [DVD] 出版社/メーカー: キングレコード発売日: 1997/07/19メディア: DVD クリック: 28回この商品を含むブログ (43件) を見る 少々感情的な物言いになるが、らき☆すたを掛け値なしに面白いとい
いつも ・・・という訳ではないですが、ラノベを読んでいて時々感じる事があります。それは・・・。 「この話を書いた作者の人、本当に自分で書いた作品が『最高に楽しい作品だ』って思っているのだろうか?」 って事です。 たとえラノベでも 沢山読んでいると、 「ああ、この人は(職業/生活/サラリーマン)作家であって、(エンターティナー/アーティスト/芸術家)作家ではないのだな」 という感触を持つ事があるからです。・・・もの凄く大まかに分類すると私はそういう人の作品があまり好きではないようですね。 だからきっとこんな事を言いたくなるのだと思いますが。 ――「ラノベ作家が放つ渾身の一撃を味わいたい」*1 うん、いいたいことはわからなくはない。 たしかに、世の中には鋭く尖がった作品もあれば、もっと娯楽小説のフォーマットに忠実な作品もある。そこらへんはライトノベルでも変わりはない。 桜庭一樹あたりでたとえる
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